テクノロジーが起こす『教育の民主革命』が、“非デジタルネイティブ世代”を救う!


「60%の学生が、無料WiFiのない学校には通いたくない。」

「約50%の学生が、テクノロジーのおかげで、学校の教授はより良い仕事ができていると考えている。」


米オンラインカレッジが行った「アメリカの大学生に関する調査」からわかるように、今、多くのアメリカ人大学生が、「インターネット環境」や「テクノロジー」の備わっている教育を求めている。

教育に、いや、生活そのものに「テクノロジー」を自然と求める世代。

上記のアメリカの大学生のような「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代には、「インターネットを使える環境にいること」。

つまりは、「外の世界と繋がる機会があること」が当たり前の価値観として根付いているようなのだ。

しかし、1980年以降に生まれたのにもかかわらず、ここ先進国日本に、“一切”テクノロジーに触れることができず、いわば「非デジタルネイティブ世代」となってしまった子どもたちがいることをご存知だろうか?

実は、そんな「“外の世界と繋がる機会がない”子ども」に手を差し伸べる団体が日本には存在する。

「情報革命」の産物、「デジタルネイティブ世代」

(Photo by Living Dreams)

(Photo by Living Dreams)

先述の「デジタルネイティブ世代」を産んだのは、20世紀に起こった「情報革命」と言われている。

この「情報革命」がもたらした「テクノロジーの発展」は、以前にも記事で紹介したように、私たちの仕事のあり方を変えてきた。

そして今や「仕事」だけでなく、「教育」のあり方も変えているそうだ。

そんなテクノロジーを駆使した「最先端教育」が登場してきている。

「教育」をハックする「テクノロジー」

(Photo by Laia Ros)

(Photo by Laia Ros)

もともと、教育の中には存在しなかった「テクノロジー」。

しかし、近年テクノロジーを利用した「最先端教育サービス」が飛ぶ鳥を落とす勢いで増えてきている。

そこで、その中のほんの一部を紹介したいと思う。

  1. スキルシェア(skillshare)

    (Photo by skillshare)

    (Photo by skillshare)


    『スキルシェア』では、ユーザーが「どんな人からどんなことでも」学ぶことを可能にしている。興味のあるコミュニティやネットワークに入ることによって学習を「民主化」することを目標としているようだ。

    学習とは学校教育の産物ではなく、それを得ようとする生涯を通じた努力の産物である

    かつてアインシュタインがそう述べている。

    この言葉を体現するかように、スキルシェアは、“学習は教室の中で起こるものである”という一般的概念を覆そうとしているのだ。

  2. コード・アカデミー(codecademy)

    (Photo by codecademy)

    (Photo by codecademy)


    こちらの記事で以前にも紹介したこのコード・アカデミー。

    アメリカで非エンジニアがこぞって利用する大人気サービスだ。

    プログラミング言語の基本を無料で学べるこの画期的サービスは、政治学科に在籍していた大学生によって作られた。
  3. オハーラ(ojala)

    (Photo by oja.la)

    (Photo by ojala)


    ラテンアメリカで始まったスペイン語の、クラウドソーシングを活用した「IT学習プラットフォーム」。

    スペイン語で、“オハーラ(Ojala) ”とは「希望」という意味。

    ラテンアメリカでは、最先端テクノロジーを学ぶことが難しいので、このサービスが、ラテンアメリカの意欲的な学生、起業家の希望(Hope)になっているそうだ。

「非デジタルネイティブ世代」の救世主、現る。

(Photo by Chengyin Liu)

(Photo by Chengyin Liu)

さて冒頭で述べた、日本に存在するデジタルネイティブ時代に生まれた「非デジタルネイティブ世代」。

それは、なんと児童養護施設にいる子どものことだ。

現在、日本全国に約3万人の子どもが施設にいる。

その内の“95%”(約2万8千人)の子どもが、「インターネットを使える環境にいない」のだ。

しかし、そんな“一切”テクノロジーに触れることができない子どもたちに救いの手を差し伸べる団体が、日本に上陸していたのだ。

(Photo by livingdreams)

(Photo by livingdreams)



NPOリビングドリームス(Living Dreams)」

彼らは、日本の児童養護施設にいる子どもに、一人一台のラップトップやタブレットを配布している。

そうすることで、今までインターネットを使える環境にいなかった施設の子どもたちに「インターネットを使える環境」、つまり「外の世界と繋がる機会」を提供しているのだ。

最先端教育が可能にする「教育の民主化」

リビングドリームスの活動や、上記で紹介したテクノロジーを使った教育サービス。

そのような「最先端教育」が、どんな子どもにも教育を受けられる環境を整備している。

つまりテクノロジーが「教育の民主化」を実現させているのだ。

さらに「最先端教育」は、「既存の学校での教育」のような型にはまったカリキュラムは一切ない。

それは、子どもたちが、自由に学習方法を選択できるということ。

この型にはまらない学習方法は、子どもたち一人ひとりの得意分野を最大限に伸ばす「教育の最適化」をも可能にする。

これからの時代、リビングドリームスのような活動が「日本の教育」のあり方を変革させていくのかもしれない。

ーBe inspired!

What’s “Living Dreams”?

将来の見えない「黒い雲」がかかっている子どものために、あなたが夢を授けませんか?

(Photo by livingdreams)

(Photo by livingdreams)

リビングドリームスは2006年、パトリック・ニューウェルによって設立されました。
活動はすべてボランティアによって運営されています。

体験型学習や専門職訓練、またテクノロジー環境の提供などを通して、子供達の夢が現実となるようサポートをしています。

そしてリビングドリームスは21世紀型の学習法、そして日本の児童保護施設の生活スタイルの新しいスタンダードになるというビジョンを持っているNPOです。

リビングドリームスは東京や東北地域に暮らす子供達の夢が現実となるよう、*LETフォーカス活動を通して多くの資金を集めてきました。

リビングドリームスは、子供達が様々な経験を 通じて夢や情熱を傾けるものを見つけ、人生を豊かなものにして欲しいのと願い、多くの活動を行ってきました。

*LET – 学習(Learning), 教育(Education) & テクノロジー(Technology)の頭文字。

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