アンジェリーナ・ジョリーの先祖。7世代先を考え生きる「イロコイ族」とは?


(Photo by Gage Skidmore)

(Photo by Gage Skidmore)

ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリー。
 
彼女は両親にアメリカ人の父と、カナダ人とイロコイ族の血を引く母をもつ。
 
「イロコイ族」とはアメリカ北部の6つのインディアン部族により構成されるインディアン。
 
彼らには“とんでもない格言”があるのだとか?

 
 
「赤の他人」のために生きる部族

(Photo by Image Catalog)

(Photo by Image Catalog)

イロコイ族の格言。
 
それは「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」 ということ。
 
道をつくることも、家を建築することも、何かを壊すことも、誰かと闘うことも。
 
何もかも、7世代先を考えて決めるのだ。
 
「7世代先」と言われてもピンとこないと思う。
 
約150~200年先の自分が生きていない未来の話で、7代目先の子孫には、自分の血は「約1.6%」しかない。ほぼ赤の他人だ。
 
なぜイロコイ族は「ほぼ赤の他人」のために生きるのだろうか?
 
その答えは、シンプルなものだった。
 
先祖から受け継いだこの“美しい星”を、7世代先の子孫にも残すため。
 
今、先祖に脈々と受け継がれているものは、血とか体とか物理的なものではなく、哲学とか考え方とか、そういう概念的なものなのかもしれない。

 
 
7世代どころか、目先のことしか考えていない現代人。

イロコイ族の「7世代計画」。
 
実は、アウトドアブランドのパタゴニアの理念の一部でもある。
 
パタゴニア創始者のイヴォン シュイナード氏が著した 『社員をサーフィンに行かせようパタゴニア創業者の経営論』の本誌にはこう記述してある。
 

「経営と持続可能性の模範として目を向けるべき対象は、アメリカ経済界ではなく、「イロコイ族」とその「7世代計画」であること。
イロコイ族は、意思決定の過程において7世代先の子孫のことを常に考慮する。
(中略)
あらゆる意思決定を、100年先までビジネスを続けるという前提で下さなくては
ならない。それほどの長期間にわたって維持できる速度で、成長を続けていくのだ。」

 
目まぐるしく変化する現代の中で、現代人は「目先の楽しさ」、現代企業は「目先の利益」を追いがちではないだろうか?
 
イロコイ族の考えに習い、何か決断をするとき、目先ではなく、もっと先のことを考慮してみてはどうだろうか?

 

ーBe inspired!

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