“虹色の戦車”でバレンタインデーに訴える。ファッションブランドDIESEL流「愛のある社会」の築き方


地球温暖化、人種、LGBTなど。 まだインターネットが普及する前から、「タブー」とされる世界情勢やカルチャーに、ユーモアとクリエイティビティーを交えて社会に訴えかけてきたイタリアのファッションブランドDIESEL

バレンタインデーである2月14日に合わせて新しいキャンペーンをローンチした。その名もMAKE LOVE NOT WALLS(壁を築くのではなく、愛を育もう)

(Photo by DIESEL)

 そんな私たちの間に物理的にも精神的にも立ちはだかる「壁」を取り壊し、差別や偏見のない「愛のある社会」を築きたい。そんなDIESELの思いが本キャンペーンには込められている。

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 今回のキャンペーンを撮り下ろしたのは、ダイバーシティ(多様性)や世界中の人権に熱心に取り組んでいるアメリカを代表する写真家デビット・ラシャペル。見ての通りHAPPYな空気感漂う作品に仕上がった。

 キャンペーンに登場するモデルは、トランスジェンダーのライス・アシュレイや、メイクアップアーティスト&ドラッグクイーンのラジャ、またバレエ界の異端児として有名なセルゲイ・ポルーニンなど。他のブランドが起用しないような“いわゆる”ファッションモデルだけでなく、多様性を重視したキャスティングもさすがだ。

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 壁にハート型の穴をあける「虹色の戦車」が今回のキャンペーンのアイコンとなっているが、2月14日からロンドン市内に出没するという。しかも、愛のメッセージを伝えながらミラノ、上海、ニューヨーク、ベルリンと世界中の都市を渡り、最終的に東京へやってくる予定だ。

 本来は人を殺め、希望を“破壊”する兵器である戦車。そんな負のイメージを払拭させ、差別や偏見の壁を破壊する「希望の象徴」へと昇華させたDIESEL。彼らなりの「愛のかたち」によって、より多くの人々が「生きやすい社会」を実現してくれることに期待したい。

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All photos by DIESEL
Text by Jun Hirayama
ーBe inspired!

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