南アフリカから東京へ。暗闇だけでなく、人の心も照らしてくれるソーラーエネルギーランプ「ソネングラス」|GOOD GOODS CATALOG #016

Text: SAORI

Photography: ©SONNENGLAS

2017.11.17

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安らかに眠りたい、夜はリラックスしたい。

そんな理由から部屋の電気を消して、窓を閉めてキャンドルを灯して、心地よいアロマを部屋に充満させてから、眠りにつく人もいるのではないだろうか?

でも、実はキャンドルの主成分となるパラフィンワックスは、石油の副産物や合成化学物質が使われている場合も多く、火を灯すことで室内の空気に有害物質を拡散する恐れもあるというのだ。(参照元:CNN

そこで今回Be inspired!がおすすめしたいのが、環境や健康に配慮しながら、南アフリカの人々の生活を助けることもできてしまうソーラーランプ「ソネングラス(SONNENGLAS)」。

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あなたは、買い物する時どんな基準で商品を選んでいるだろうか。もしあなたの気に入っている商品を販売する企業が、不正を働いたり環境に悪影響を及ぼす事業に資金提供したりしていたらどうするだろう。

企業や商品作りにおける考え方に賛同できない場合、その企業やブランドの商品を「ボイコット(不買運動)」するという方法がある。これは買い物が「投票」に例えられるように、消費者の力で信頼や賛同のできない企業の商品にお金を出すのをやめ(票を入れるのをやめ)、企業の経営を成り立たなくさせ社会をより良くする(より良い企業に投票する)というもの。

そこであなたがボイコットしたいとき、またはボイコットとは関係なく単純に人や環境に良い商品が欲しいときに、参考となる商品カタログをBe inspired!が作成することを決意。その名も「GOOD GOODS CATALOG(グッド グッズ カタログ)」。

ドイツ発、南アフリカ産。「電池のいらないランプ」とは。

今回GOOD GOODS CATALOGで紹介するのは、ドイツで誕生し、今月から日本で販売も始まった「ソネングラス」。前述したように、市販されているキャンドルの大半は健康や環境に少なからず負荷をかける。さらには、火事の危険性も高めている。ソネングラスがつくられたきっかけも、そういったキャンドルの持つ問題点を解決するため。電気の供給が不安定な南アフリカでは、安全面や環境面で害のあるケロシンランプやキャンドルの利用が一般的で、火事や健康被害が多発していたのである。

すべてのソネングラスは、南アフリカのヨハネスブルグで生産されているフェアトレード製品で、現在までに南アフリカで70人以上の失業者に雇用を生み出した。

アウトドアでもインドアでも、どうぞ。

フタの表面には、水に濡れても安全なソーラーパネルがついており、ソーラーエネルギーでどこでも充電できるので、アウトドアには最適。蓋の裏側には、4つのソーラーチャージ付きのLEDライトがついているので、1つでもとても明るく、1回の充電で最大12間使用することができ、防災グッズとしても役立つ。現地で入手できる素材を70%使用し、環境保護にも配慮してあるのも嬉しい。

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また、オシャレなデザインはインテリアやテーブルウェアとしても活躍する。ビンの中にカラーペーパーを入れて明かりの色を変えたり、メッセージカードを入れてお好みのデザインにすれば、大切な人へのギフトにも早変わりする。フルーツ、砂、ドライフラワー、貝殻、小石など、考えるだけでも楽しい。今では、ヨーロッパを中心に世界中で200万個販売し、日本でも11月からAmazonなどで販売を開始した。

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火を見つめる度に、地球環境や地球の裏側に住んでいる人々に思いを馳せる。南アフリカで丹精込めて作られたソーラーランプは、あなたの部屋とともにあなたの心も明るくするはず。あなたも「ソネングラス」で、そんな豊かな夜の時間を過ごしてみてはいかがだろうか?

SONNENGLAS

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※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。

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