p.2 無駄ゼロ。“あなたの財布”にも“環境”にも優しいPublic Goodsの日用品。|『GOOD GOODS CATALOG』


 

あなたは、どんな基準で商品を選んでいるだろうか?もしあなたの気に入っている商品を販売する企業が、不正を働いたり環境に悪影響を及ぼす事業に資金提供したりしていたらどうするだろう。

企業や商品作りにおける考え方に賛同できない場合、その企業やブランドの商品を「ボイコット(不買運動)」するという方法がある。これは買い物が「投票」に例えられるように、消費者の力で信頼や賛同のできない企業の商品にお金を出すのをやめ(票を入れるのをやめ)、企業の経営を成り立たなくさせ社会をより良くする(より良い企業に投票する)というもの。

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そこであなたがボイコットしたいとき、またはボイコットとは関係なく単純に人や環境に良い商品が欲しいときに参考となる商品カタログをBe inspired!は作成することを決意。その名も「GOOD GOODS CATALOG(グッド グッズ カタログ)」。

2回目となる今回は、無駄を排除したことで消費者に手頃な価格で商品を提供することを可能にした日用品を製造する「Public Goods」を紹介する。設立者のモーガンは「良質なモノは、それ自体の原価が高いのではなく、そのサプライチェーンに問題がある」と指摘している(参考元:KICKSTARTER)。介入する業者が多くそのプロセスが長いため、商品が消費者に届く頃には、原価から価格が何倍にも膨らんでしまっているのだという。もっとシンプルにモノを作って消費者に届けることはできないのだろうか?

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設立者のモーガンとマイケル

 幼馴染のモーガンとマイケルは、生産背景(サプライチェーン)に立つ様々な介入をすべて排除して自社でブランド作成から卸売、また小売までのすべてを行った。これにより、製造にかかっていた次々と上乗せされていくコストを大幅に減らし、良質なモノを手の届く価格で販売することが可能になった。

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 さらに、彼らがすごいのはビジネスモデルだけではなくバイオプラスチックなど環境に配慮したクリーンな商品作りにこだわっている点だ。独自の基準により、健康的で自然に配慮されたプロダクトを製造している。例えばバイオプラスチックを使用したり、常に環境に良い方を選択してきた。

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PF=防腐剤 (パラオキシ安息香酸)の未使用
VF=絶対菜食主義がへの配慮
SF=硫酸未使用・肌や歯への低刺激
GF= グルテン未使用・身体への負担軽減
NF= 天然原料による香りづけ
CF=動物実験は行わない

 

 この6つの基準に当てはまる良質で自然な製品は、現在以下のものがある。

 シャンプー、ハンドソープ、バーソープ、コンディショナー、保湿、石鹸、髭剃りと髭剃りクリーム、制汗材、歯磨き、歯ブラシ、トイレットペーパー、リップクリーム、日焼け止め、だ。日用品の幅広いラインナップになっている。さらに、これからは毎月新商品を発表していくそう。

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 アメリカ国民は1年間で平均$6000を生活用品に費やすと言われている。毎日消費する日用品だからこそ、そこにかかるコストが削減され、環境に良い選択をした時の、人間と環境に与えるインパクトは計り知れないものだろう。

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Public Goods

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All photos by Public Goods
Text by Ayane Kumagai
ーBe inspired!

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