大炎上。「障害者差別」をしたアメリカの“ファッション誌”。#Ableism


(Photo by huffingtonpost)

(Photo by huffingtonpost)

「車いす」に乗り、ヴィンテージ風のダッチワイフの挑発的な格好。
 
今月の「インタビューマガジン」の表紙を飾った若干18歳のアメリカの人気セレブ、カイリー・ジェンナー氏。
 
この過激な表紙が今、波紋を呼んでいるのだとか…。
問題は「未成年がダッチワイフ姿」をしたから?「健常者なのに車いす」に乗っているから?

 
 
ツイッター大炎上!問題はダッチワイフ?車いす?

(Photo by twitter)

(Photo by twitter)

今月のインタビューマガジンの表紙の写真が物議を醸している理由。
それは「車いす」
 
健康な体のセレブが「車いす」でポーズを取ることに、多くの人が不快感を覚え、ツイッターなどのソーシャルメディアで批判した。
 
中でも、普段から車いすを利用するオフェリア・ブラウン氏のツイートは約3万リツイートされた。
彼女は表紙に対し皮肉を込めてこうツイートした。
 
「車いすに乗るって面白くてファッショナブルね! 障害者差別は究極のファッション表現ね!」


 
また「正直言ってうんざり。誰がいいアイデアだって思ったの? (車いすを)小道具として使うなんてひどい。」ともツイート。


彼女は、“車いすは大事な移動手段であり、ファッションではない”と嘆いた。

 
 
インタビューマガジン代表の言い訳はいかに…?

(Photo by Theen Moy )

(Photo by Theen Moy )

ハフィントンポストによると、今回の表紙の批判はソーシャルメディアにとどまらないようだ
 
サンフランシスコにあるポール・K・ロングモア障害者協会のエミリー・スミス・ビーティクス副所長はCNNに対しこう述べている。
 
「ひどく不愉快だ。障害のある人は常に無力とみられ、そうしたイメージが増幅されている」
 
また、インタビューマガジンの代表は表紙について、E!Newsに対し、以下のように弁明した。
 
「インタビューマガジンでは、偉大なアーティストと共同作業し、彼らの明白で時に強固な見方を表現するという伝統を誇りに思っています。スティーブン・クラインが撮影したカイ リー・ジェンナーの写真は、イギリス人ポップアーティストのアレン・ジョーンズをモチーフにしていますが、カイリーを様々なパワーのもとに置き、彼女のイメージをメディアにさらされる物体として探るという、伝統の一部なのです。」

 
 
聞き慣れない「エイブリズム」とは?

今回の一件について、誰が悪いと決めつけるのが難しいかもしれないが、歩くことのできない人々にとって移動手段である車いすを、健常者がファッションアイテムとして使用したことに違和感を抱かないだろうか?
 
性別差別、人種差別、貧困差別、そして障害者差別。
 
未だに様々な差別や偏見がはびこる現代社会だが、アメリカでLGBT婚が合法化されたりホームレスに社会貢献をさせる活動がイギリスで存在したり女性の権利を守るSNSを利用した活動が世界中で起こっていたり電気のない生活をする貧困国を救う製品が開発されていたり、世の中にいろんな方法で差別や偏見をなくそうとする動きが存在する。
 
障害者差別、健常主義とも訳される「エイブリズム」を彷彿とさせる今回のインタビューマガジンの表紙。発刊する前になにか対策を取れたのではないだろか?

 

ーBe inspired!

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