世界を救う、“いいオトナ”の「ヘタクソな絵」


(Photo by Axel Taferner)

(Photo by Axel Taferner)

最後に絵を描いたのはいつか、あなたは思い出せるか?
 
絵を描いたり、色を塗ったり。何かを創造することは日頃のストレス発散に効果的だと言われている。
 
「絵を描くこと」とは長らく無縁な人にこそ試してほしい「簡単なイラストコンテスト」を今回は紹介したい。


 
 
「大人」も「子ども」も変わらないクリエイティビティ

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このイラストを見て、あなたはどんな人が描いたと思うか?
 
小さな子ども?それとも大人?
実は「30歳の男性」が描いたものだ。
 
このイラストの下部には作者のサインが書かれている。
 
このサインは作者が中学生のときに、友達と「芸能人になったら…」なんてふざけて妄想しながら、考えたサインだそう。
 
そして、それ以来、自分のサインとしてこれが成立しているという。
 
社会人になり、仕事に追われる日々を送り、「絵を描くこと」とは無縁になってしまった彼(ゆたか氏)。
 
しかし、このサルを描いたことで、このサインを思い出したというのだから「イラストの力」はとても大きいのかもしれない。
 
さらに、彼のこのサルの絵には、「世界を救う可能性」があるというのだ。

 
 
下手でも、上手でも関係ない。「サルの絵」が世界を救う。

先ほどの男性が題材に描いたサルはアカアシドゥクラングールという種。
 
「世界一美しいサル」とも呼ばれているが、絶滅危惧種レッドリストに載っている。
 
その原因は、森林伐採で生息地が孤立していることや密猟などだ。
 
このサルの絵を描いて、「#チャリティイラスト美しい猿」のハッシュタグをつけてインスタグラムやツイッターに投稿すると、このサルの支援に役立てられるという。

 
 
プロもアマチュアも、大人も子どもも描く「サルの絵」

(Photo by Radek Cerula)

(Photo by Radek Cerula )

あらゆる人がこのサル、アカアシドゥクラングールを描いている。
 
描く人が大人でも子どもでも、プロでもアマチュアでも関係ない。
 
大切なのは自分で何を表現したいと思ったのか、何を考えて描いたかだ。
 
だけど、何も考えずに描いたっていい。
 
アーティストにも「何も考えずに描く」人は多いかもしれない。

 
 

<新進気鋭の人気イラストレーターpomodorsaによる>


(Photo by pomodorsa)

(Photo by pomodorsa)


 
tumblr : http://pomodorosa.tumblr.com/
twitter :@pomodorosa
 
 

<若い女性を中心に人気のイラストレーターNozomi Yuasaによる>


(Photo by Nozomi Yuasa)

(Photo by Nozomi Yuasa)



tumblr : http://nozomiyuasa.tumblr.com/
 
 

<こども部門 応募作品>


サルこども部門チャリティイラスト
 
 
ハッシュタグひとつで完成する『インスタグラム絵画展』

今回、サルのイラストを募集するキャンペーンを仕掛けたのは、英国生まれの自然派コスメブランド「ザ・ボディショップ」。
 
その名も、「バイオブリッジキャンペーン」だ。

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このキャンペーンは、生物多様性ホットスポットに緑の橋「バイオブリッジ」を作り、絶滅危機に瀕する希少な動植物の生息地を復元することを目的としており、2020年まで続くという。
 
その第1弾としてベトナムの熱帯雨森に住む“世界一美しい猿”ともいわれるアカアシドゥクラングールはじめ、希少な動植物を救うために世界中のザ・ボディショップで取組まれている。
 
同キャンペーンの一環として、日本のザ・ボディショップが独自に“国内にいるこの希少種のサルを直接的に支援しよう”とチャリティイラストコンテストを開催していることが、多くの人が「サルのイラスト」を描いている理由だ。
 
イラストの上手い下手に関係なく、あなたが描いたイラストに「#チャリティイラスト美しい猿」というハッシュタグをつけてインスタグラムやツイッターに投稿するか、作品をメール送付または郵送するだけで応募&寄付が完了する。
 
『#チャリティイラスト美しい猿』というひとつのハッシュタグで繋がったイラストたちは、インスタグラム上でサルを救おうという思いの込められた「インスタグラム絵画展」となるのだ。

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1イラスト応募につき10円が、日本で唯一アカアシドゥクラングールを飼育している「よこはま動物園ズーラシア」でこの種の繁殖活動に役立てられる。
 
大人部門・こども部門(小学生以下)があり、こども部門応募にはハッシュタグ『#こども部門』を加える。 
各部門の入賞者にはプレゼントもあり、応募作品の一部は9月1日より「よこはま動物園ズーラシア」で展示される。

 
 
“いい大人”にこそ描いて欲しいサルの絵

このキャンペーンは個々人が「イラストを描く楽しさ」を見つけるきっかけとなるだけでなく、イラストの力でどれだけソーシャルグッドを生めるのかを知る社会実験的な役割を果たすだろう。
 
イラストの応募締め切りは8月15日
 
子どもの夏休みの課題や、親子で参加してみるのもいいが、長い間イラストを描いていない、そんな“いい大人”にこそ参加してみて欲しい。
 
「下手くそだから」とか変なプライドは捨てて、一度描いてみたら新しい景色が見えるかもしれない。
 
「世界一美しいサル」の写真を眺めながら、自分の捉えたサルの姿を描いてみてはどうだろうか?
 
詳しくはこちらから。

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