【朗報】“目の代わり”になるスマホアプリ『ブラインドツール』誕生。


(Photo by Tim Caynes)

(Photo by Tim Caynes)

目の見えない生活を想像できるだろうか?
 
「視覚」とはとても大事な人間の五感の一つ。
 
目が見えなければ、机の上に何が置いてあるかもわからないし、SNS上の友達の写真に誰が写っていて、何をしているのかもわからない。
 
しかし今、視覚障害がある人でも、不自由なく生活できる技術が登場してきているそうだ。

 
 
自分だけの「目」になってくれるアプリ

(Photo by Akshay Mahajan)

(Photo by Akshay Mahajan)

もしあなたが目をつぶっていても、机の上に置いてあるものをスマホが教えてくれたら、便利だと思わないか?
 
実はそんなアプリがアメリカで誕生した。
 
ボストン・マサチューセッツ大学の博士論文提出志願者のジョセフ・コーヘン氏が開発したブラインドツールという名のアプリ。(android版のみ)
 

 
このアプリ、スマホのカメラに映ったモノを瞬時に認識して、女性の機械音が利用者に教えてくれるという優れ物だ。
 
いわゆる、流れている音楽を瞬時に認識するアプリ「Shazam」の“モノ認識”バージョン。
 
「ブラインドツールは、まだ完璧に全てのモノを認識するわけでなはい。」とジョセフ氏は述べているが、これが完璧になれば、将来的に目が不自由な人の強い味方になることは間違いない。

 
 
不自由のない社会を目指す「フェイスブック」

フェイスブックも現在、視覚障害のある人たちが健常者と同じような体験をフェイスブックでできるように開発を進めている。
 
今では、ほとんどのパソコンやスマホに、スクリーンリーダーと呼ばれるコンピュータの画面読み上げソフトウェアが搭載されているので、視覚障害者が文章を理解することができる。
 
しかし、自分のフェイスブックフィードを思い浮かべてほしいが、ほとんどシェアされているのは、写真や動画の「視覚的な理解が必要なモノ」のために、目が見えない人たちにとっては何が起こっているのか知る術はない。
 
そこでフェイスブックは、人工知能ベースの物体認識ツールで、目の不自由なユーザーにフェイスブック上で人々がシェアした写真に何が写っているかを伝えるしくみを開発している。
 
現在では、スクリーンリーダーを利用してフェイスブックを見ると「写真に含まれるかもしれないもの」を伝えてくれるところまで開発が進んでいるそうだ。

(Photo by techcrunch)

(Photo by techcrunch)

開発に携わり、フェイスブック初の全盲エンジニアのマット・キング氏はこの進歩についてTech Crunchでこう述べている
 

「まだ100%ではないかもしれないが、たとえそこから生まれるつながりや得られる楽しみの半分だとしても、少なくとも、得られるものが0%から50%に増えることです。これは大きな飛躍であり、これからも伸びるばかりです。私はFacebookのこうした取り組みへの投資を、非常に力強く楽しみなことたと考えています。そしてこれは、障害のある人々とすばらしい体験とをつなげる方法の一つにすぎません」

(Photo by Thomas Hawk)

(Photo by Thomas Hawk)

テクノロジーの発達のおかげでまだまだ完璧ではないものの、目の代わりになるスマホアプリ「ブラインドツール」が登場したり、視覚障害者でもフェイスブックでシェアされている写真を楽しむことができるスクリーンリーダーの開発も進歩しているという事実が存在する。
 
目の見えない人でも、不自由なく生活したり、インターネットを使用したりできる時代もそう遠くはないのではないだろうか。

 

ーBe inspired!

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