ありえない原料。『藻』からできたヨガマット「Bloom(ブルーム)」


池や湖、そして水槽の敵でもある「藻(も)」という海水や淡水中で生育する植物。
 
長年、厄介者として扱われてきたそんな「藻」だが、見方が変わってきているそうだ。
 
というのも、最近になって科学者が「藻」を原材料として、環境的にサスティナブルなスポンジ状の物質を製造できる可能性を発見したからだ。
 
そして、とあるアメリカの会社がその“藻製”スポンジを商品化しようとしているのだとか。

 
 
「藻」と「ヨガ」の新たなカンケイ

クリーンテクノロジーの会社「Algix」と、材料開発の会社「Effect」。
 
この2社が手を組んで、世界初の藻類由来のスポンジ状物質Bloom(ブルーム)」を販売する大規模な計画を発表した。
 
2016年の頭に、アメリカとアジアで商品の製造を開始する予定だ。
 
カラフルな色で製造が可能な「Bloom」は、ヨガマット、フットウェア、スポーツ用品等のライフスタイル商品が展開されるそうだ。

(Photo by bloomfoam)

(Photo by bloomfoam)


この商品の原材料である「藻」は、Algix社が、アメリカ及びアジアの廃棄経路から集められており、収穫された「藻」は同社の特許プロセスで乾燥させ製造している。
 
PSFK社によると、この「藻」は食用には向かないが、農薬が不要で、あらゆるところで入手可能なので、 安定した供給が確実なのだとか。

 
 
地球温暖化が促進する「藻ビジネス」

藻製スポンジ「Bloom」は、近年の環境問題のひとつ「地球温暖化」、及びそれによる水温の上昇の影響で、世界的に増加した。
 
Bloom社(Algix社とEffect社の共同会社)の社長 ロブ・ファルカンは、同社の商品「Bloom」についてこう述べている。
 

「柔軟性を持つスポンジは、何十年も圧倒的に再生不能な石油化学製品から製造されていきました。この一年、私たちは性能で妥協しない、持続可能な藻類バイオマスからできた代替商品を作るべく一生懸命に取り組んできました。」

 

 
 
冒頭で述べたように、科学者たちが、藻類が再生可能エネルギーとして使用可能だということを最近認識している。
 
かつては「厄介者」扱いされてきた“藻”が、「期待のエネルギー」として扱われてるのを誰が想像しただろうか?
 

ーBe inspired!

 
 

《Translated by Yasunao Chinen》

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