児童労働が“よその国の問題”ではない2つの理由


9人に1人。
 
この数字が何かわかるだろうか。
 

これは、世界で児童労働を強いられている子どもの数。
 

児童労働とは18歳未満による、義務教育を妨げたり法的に禁止されている危険・有害な労働のこと。
 

国際労働機関の発表によれば、児童労働を強いられている子どもは1億6800万人。つまり、世界の子どもの約9人に1人にものぼるのだ。
 

とは言え、「児童労働は発展途上国の問題。日本とは無縁でしょ?」と思っている人も多いのではないだろうか。
 

それは大きな間違い。
実は私たちに身の回りのものをたどった先、身近なところにも潜んでいるのだ。

 
 

お洒落にもスイーツにも児童労働は隠れている

あなたが日々欠かさず手にしているだろうスマホ。
このスマホのバッテリーに使われているコバルトという金属の多くは、児童労働によって採掘が行なわれていると国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が明らかにしているのだ。
 

他にも今や一大勢力となったファストファッションを作る縫製工場や、チョコレートを作るためのカカオ農園など、児童労働はあらゆる業界に根を張っている。
 

児童労働によって作られたものは、その事実を隠されて世界中に出回っている。
あなたの身の回りに、児童労働によって作られたものはない、という保証はない。

 
 

他人事ではない、もう一つの理由

そして、意外かもしれないが児童労働そのものも日本に存在している。
 

日本で社会問題として取り沙汰される、18歳未満の子どもの売春やアダルトビデオへの出演。
 

これも立派な児童労働なのだ。
 

これ以外にも、不法にアルバイトを強いられているケースなどもあり日本でも児童労働は少なくない。
 

児童労働によって作られたものが日本にも入ってきているということ、日本にも児童労働に苦しむ子どもがいるということ。
 

2つの意味で、日本人にとって児童労働は“よその国のこと”ではないのだ。

 
 

見えなくても確かにいる子どもたち

(Photo by Lance Neilson)

(Photo by Lance Neilson )

世界の子どもの9人に1人。
 

子ども時代のあなたに降りかかってきていても、決しておかしくはなかった数字だ。
 

5月5日、子どもの日。
 

少しだけ、厳しい環境で働き続けている“見えない”子どもたちに想いを馳せてみてほしい。
 

そして、HEAPS.では、児童労働問題を身近に考える“値段のないレストラン”を一夜限りでオープン。

カイラシュ_GPS_RE_BANNER

なんと、レストランの値段はあなたにお任せ。
 

100円から好きな額を支払うことができる。
 

トークショーには、今までに8万4000人もの子どもを児童労働から救った、ノーベル平和賞受賞者のカイラシュ・サティヤルティさんが登壇。
 

児童労働についてもっと考えみたいと思った方は、ぜひチェックしてみてほしい。

 
 

ーBe inspired!

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