“健康”になりたかったら、“失業”を選べ。


(Photo by Ed Yourdon)

(Photo by Ed Yourdon)

失業率が高くなると、犯罪率も上がって治安が悪くなる。
 
失業率が高いと、人にとってよくないことばかり起こるというのが社会の通説だ。
 
ところが、ある研究によると失業率は「人の命」を効果的に救えるという。


 
 

(Photo by Ed Yourdon)

(Photo by Ed Yourdon)

自分の体をもっと健康にしたいと思ったとき、あなたは何を試みるだろうか?
 
ジムに通う?電車に乗らないで歩く?週末にランニングをする?
 
新しいトレーニング方法を取り入れるのが一般的かもしれないが、人が健康的になるのに非常に効果的なのは、なんと“失業”なのだ。

(Photo by Saundi Wilson)

(Photo by Saundi Wilson)

米・バージニア大学の研究によると、州の失業率が1%上がると1万3千人の市民が健康になるという。
 
これは1976年から2013年までの州レベル・国レベルのデータを使って分析された。
 
この研究が暴いたのは、不景気で失業者が増えているときほど、運動などの健康に良い行動をしたり、人との交流を活発にする人の割合が高いということだ。

(Photo by GOOD Magazine)

(Photo by GOOD Magazine)

また、1%の失業率の上昇で13,000人が「命を落とさずに済む」ことがわかったという。
 
これについて、経済学者のライアン・D・エドワーズは、「失業率の高いときのほうが、人々は仕事や仕事に伴う移動ではなく、睡眠や食事の用意、飲食、人との交流、それからだんらんに時間を費やしているからではないか」と述べている。
 
仕事によって生じるストレスがないことから、ストレスが原因となる病気も防げるのだろう。
 
さらには、通勤する人が少なければ交通量が減り、事故の件数が減るということまで言われている。
 
そういうわけで、健康面に関していえば、“失業”は人にとって悪いことではないようだ。

(Photo by Ed Yourdon)

(Photo by Ed Yourdon)

この研究からもわかるように、仕事を持つだけ・それで経済的に豊かになるだけでは人は健康で幸せにはなれない。
 
経済的に豊かでありながら、人との交流や運動、そしてだんらんができる十分な余裕が欲しいものである。
 
ワークライフバランスを重んじることで生活に余裕を持たせるなど、働き方に対する新しい考え方をもっと取り入れていくことが必要ではないか。

 
via. GOOD Magazine
 

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