「校則による差別」にハッシュタグで立ち向かう少女たち


(Photo by cambio)

(Photo by cambio)


「カーディガンは学校指定のものを着なさい、スカートを折ってはいけない、男子生徒の長髪は禁止」。
 

あなたの学校にはどんな校則があっただろうか?
 

“差別的”で納得のいかない校則に対して、SNSでハッシュタグを使って抗議したティーンエイジャーたちがいた。


 

 

(Photo by Shari Alisha)

(Photo by Shari Alisha)

8月、夏真っ只中の今、肌を露出した若い女性を都会で見かけることも多いだろう。
 

丈の短いトップスやタンクトップなど肌を覆う部分の少ない服は“夏らしい”服装かもしれない。
 

そのなかでも近頃流行しているのは、身丈をウエストや胸の下あたりで切り落とした、“クロップドトップス”と呼ばれる服だ。
 

これを学校に着ていくとしたら、どんな問題があるだろうか?
 

「学校」という場所ではどのような服装をするべきか、学校に問うた生徒たちがいた。

(Photo by CBC News)

(Photo by CBC News)

カナダのオンタリオ州のとある学校に、タンクトップを着てダメージ加工のジーンズを履いて行き、「学校に来るのに不適切な格好」をしていると言われて家に返された生徒。(上記写真)

(Photo by CBC News)

(Photo by CBC News)

同じ日に同州のアートハイスクールで、着ている服が「スポーツブラみたいだ」と言われ、服装を“正す”よう指導された生徒。(上記写真)

(Photo by Scoopnest.com)

(Photo by Scoopnest.com)

彼女たちは、「学校の服装規定は、女性の体は“性的”だから隠さなければならないと言っているみたい。私は“性的”に見せようとして肌の見える服を着ていたのではなく、自分で着ていて心地よいから着ているだけ。それより、“男子生徒に刺激が強い”というのなら、女子生徒の体を“性的なもの”だと見ないように教えるべき」と反論している。
 

この件がクラスメイトたちに伝わると、SNSを使って#CropTopDayというハッシュタグで呼びかけ合い、学校で抗議活動をすることとなった。
 

生徒たちは、クロップドトップスやブラトップを着て学校の芝生に集まった。
 

クロップドトップスを着て参加した生徒のなかには男子生徒の姿もあったようだ。

(Photo by BuzzFeed)

(Photo by BuzzFeed)

この件が問題としている、女性の体を“性的なもの”として捉えるということは、日本の「痴漢」の問題にも当てはまる。
 
肌の露出の多い女性を“性的な対象と見ていい”という風潮は依然として変わっていないからだ。
 
露出していた被害者が悪いと言われ、痴漢をした側に「相手の体をみだりに触ることがいけない」という意識を持たせないのは不条理な話である。
 
勉学に勤しんだり技術を身につけたりする場である「学校」ではどこまで肌の露出を許すかが問題となるのは理解できるが、生徒が自分が着ていて心地のよいものを着る権利を守り、自分の体を肯定的に捉えることを認めるのは大切なのである。

 
via. FASHION PRESS, Today’s Parent, BuzzFeed, Identities.Mic, CBC News
 
 

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