40杯目:人類は8月2日で地球を使い果たした。 #movethedate|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会


 

「CO2の排出量が増加している」
「異常気象が続いている」
「海面上昇が起こっている」

ニュースやメディアで連日取り上げられている環境問題。この言葉を聞く機会は年々増え続け、もはやそれが“日常”と化してしまってはいないだろうか。

そんななか私たちに強い“警告”を発するのは、「アースオーバーシュートデイ」だ。

アースオーバーシュートデイを直訳すると「環境が行き過ぎた日」。それはどういうことだろうか?この日が私たちに示す意味は何なのか?

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 アースオーバーシュートデイとは人類が地球が1年間で使える自然資源を使い切ってしまう日のこと。

 それが今年は本日、8月2日なのだ。

 どうやってその日を計算するかというと、地球1個が生み出すことのできる天然資源量(バイオキャパシティー)を、人間に必要な資源の量(エコロジカルフットプリント)で割った数を1日に換算している。つまり今日を堺に天然資源料は限界量を超える計算となり、本日以降は地球に負担をかけ始めることになる。

 去年は8月8日だったが、今年は6日早い。アースオーバーデイは毎年早まっていて、それはつまり年々私たち人間の消費する資源量が増加していることを意味している。

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 人間が今の生活を維持するのに必要なエネルギーは、地球1.7個分と言われている。(参照元:EARTH OVERSHOOT DAY)人類はこのままではいけない。

 そこで始まったキャンペーンが「#movetheday(ムーブザデイ)」。「日にちを移動させよう」、つまりこのオーバーシュートデイを早めるのではなく、遅くしようという取り組みだ。

 このキャンペーンはSNSで発信され、地球環境問題の認知向上と具体的なアクションを取りやすくすることを目的としている。そのため、ツイッターで身近にできる「地球にいいこと」を発信するキャンペーンも同時に行っている。

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 忙しい毎日終われ、規模の大きい環境問題は自分ごとのように感じるのは難しいかもしれない。でも、地球の未来は人類の未来を意味する。つまり私たち一人ひとりの未来なのだ。本日のアースオーバーシュートデイをきっかけに、自分たちの生活を見直し、個人ができることから始めてみてはどうだろうか。来年はもっと遅くにオーバーシュートデイがくるように。

Text by Be inspired!編集部
ーBe inspired!

 

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