ファッション・レボリューションが終わらせる、“安ければいい”ファッションの時代。


東京、渋谷ではオシャレな服を着て、ファッションを楽しむ人で溢れかえっている。

日本人はトレンドに敏感だ。平均しても身だしなみに気を使っている人が多いと言えるだろう。

(Photo by Toa Heftiba)

(Photo by Toa Heftiba)

そんな中、このファッション都市とは全く別の道を歩み、ファッション界に「革命」を起こすために活動している人々が世界にいるのをご存知だろうか?

彼らがドイツで2015年の4月に行ったキャンペーンを今回は紹介したい。

「低賃金労働」、「長時間労働」。酷使される労働者たち。

 まずはこの映像を見て欲しい。

※動画が見られない方はこちら

 ドイツ、ベルリンのアレクサンダー広場で行われたこの社会実験。目立つ色の自動販売機には1枚2ユーロ(約260円)のTシャツが並んでいる。

 人々は「安いから、一枚!」と何も考えずTシャツを買おうとするが、モニターから流れてくる映像を見ると、顔色は一変…?

 この映像では、Tシャツが、どのような過酷な状況下で作られているのかを語っている。

 安価なTシャツを作っている労働者たちは、「時給15円に満たない賃金」で、「1日16時間労働」を強いられていたのだ。そのおかげで私たちは「260円」という安い値段で買うことができる。

 映像が終わった後にでてくる「買いますか?寄付しますか?」という選択画面では、ほとんどの人々は買わずに寄付を選んだのだとか。

一人ひとりの意識が起こす「ファッション革命」

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(Photo by Ted McGrath)

 2013年4月25日、バングラディッシュ、ダッカ近郊で起きた死者1,127人、負傷者2,500人以上をだしたバングラデシュ史上最悪の産業事故、労働災害、「ダッカ近郊ビル崩落事故」。

 この事故を“風化させないため”にと設けられた「ファッション・レボリューション・デー」に行われたのが、今回のキャンペーンだった。

 現在50ヵ国を超える国が参加し、今年で2回目となった4月24日の「ファッション・レボリューション・デー」。一人ひとりが、意識して衣服を買えば、間違いなく「ファッション革命」が起こる日は来るはずだ。

 ただただ「安いから」と理由で衣服を買うのではなく、「なぜ安いのか?」と考えてみることがこれからは大事なのかもしれない。

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