実は「高級品」だった「ファストファッション」


「流行をとらえているし、何よりも安い」
 
そんな魅力で数年前に誕生したファストファッションは、今や私たちの生活の“一部”となり、ファストファッションのおかげで手軽にオシャレを楽しめるようになりました。
 
しかしそんな「手軽なおしゃれ」の裏側には、こんな事実があったのです。
 
「私たちの服が安くなればなるほど、制作するための“コスト”は異常なほど上がっている」という事実が。


 
 

ファストファションが「高級品」なワケ

 

【ファションは世界を汚染する】

(Photo by Billy Wilson)

(Photo by Billy Wilson)

ファッション産業は、世界中のどの産業よりも「環境を汚染する」産業。
順位でいうと、石油産業に次ぐ「世界で2番目」に環境を汚染している産業なのです。
 
 

【日給「3ドル」。働いても生活できない】

(Photo by Zoriah)

(Photo by Zoriah)

洋服の製造は世界でもっとも「人間に依存する」産業。
世界中で何億もの人々を雇用していますが、そのほとんどが「最貧困層の女性」です。
 
彼女達は、一般的な生活水準よりも低い賃金しか支払われず、安全とはいえない場所で働いています。
カンボジアでは、朝から夜まで働いても給料はたった「3ドル」にしかならないそうです。
 
彼女達には、「基本的人権」というものが、一切存在しないのです。
 
 

【500%アップした、私たちの「洋服消費量」】

(Photo by Fouquier ॐ)

(Photo by Fouquier ॐ)

アメリカでは自国で販売する洋服の、実に「92%」を海外にアウトソーシングして製造。
 
より多くの「人材」をより安い給料で「雇用」することで、歴史上今までなかったほどの洋服の大量生産を可能にしているそうです。
 
そして結果的に、過去20年間でアメリカ人の「洋服消費」は500%も増加しています。
 
 

【儲けのサイクル。誰かを犠牲にする「最高の仕組み」】

洋服製造に使用されるコットンを栽培するインドの田舎町では、コットン栽培時に使用する除草剤や肥料に含まれる化学薬品の影響で、病人が増加。
 
村人たちの、コットン栽培で稼いだお金は病気の治療費に消えてしまいます。
 
そして、その「病気の原因」を作っている会社も、その「治療薬を販売」している会社も、同じ会社なのです。
 
アメリカに本社を構えるバイオ化学メーカー、モンサント。
 
グローバル大企業の「儲ける仕組み」に搾取される村人には、そのサイクルから逃げ出す術がありません。
 
 

「コストの高すぎる洋服」。代償を払うのは誰?

(Photo by Renata Salles)

(Photo by Renata Salles)

たった一枚の洋服を作るために、たった数円安く作る為に。
 
あらゆる人々の“犠牲”という名の「コスト」がかかっているのです。
 
あなたがまずできること。
 
それは、ファストファッションの真実を知ること。
 
自分なりに考えてみることではないでしょうか?
 
そんなところからファッションをとりまく問題の解決の一歩は始まります。
 
 

ーBe inspired!

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