「ネオ東京・歌謡曲」をSXSWで轟かした。“レトロフューチャー”に魅せられた草野絵美(Satellite Young)のバックボーン。


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「音楽がやりたいというよりは、エモーションを作品に昇華したい」。そう語るのは、海外にも根強いファンを持つ“歌謡エレクトロユニット”Satellite Youngのボーカルを務める草野絵美だ。

彼女は70〜80年代のアイドルやアニメ、ファッションに影響を受けながら幼少期を育ち、イジメをきっかけにアメリカへ留学。その後は、フォトグラファーとしての活動や、ITスタートアップの起業を経て、アーティストとしての道を模索し始める。

80年代のレトロな世界観に最新のテックへの眼差しがを掛け合わせることで、独自の「レトロフューチャーさ」、「逆輸入感」を彷彿とさせるSatellite Youngは、映画・音楽の祭典「SXSW 2017」にも出演し、今月5日セルフタイトルの1stアルバムをリリースした。

今回『Be inspired!』は、26歳にして様々な経験やバッググラウンドを持つ草野氏に、Satellite Youngを通じて表現しようとしていること、SXSWに至った経緯、そして彼女が向かおうとしている未来について伺った。

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「二度と戻れない“過去の世界”」に憧れを持つようになった幼少期

Be inspired!(以下、Bi):幼少期はどんな子供で、どうやって過ごしていましたか?原体験があれば教えてください。

草野絵美(以下、Emi):小学生2年生の頃から、曲を借りてはカセットテープに入れ、ウォークマンで聞いていました。CDショップで借りると有料ですが、図書館で借りるとお金はかからない。図書館には70〜80年代の曲がたくさんあり、自分で自然とピンクレディや松田聖子さんのような往年のアイドルの楽曲に惹かれていくようになったんです。

作詞作曲も小学生の頃から、すでに少ししていました。楽器はやっていなかったので、曲は基本的に鼻歌で作る。あとは当時、学校と家のパソコンに「Kid Pix」というソフトがあったので、それで動画編集をしていたのが原点にあるかもしれません。

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Bi:音楽以外ではどんなことに興味がありましたか?

Emi:父親がかなり懐古趣味なファッションデザイナーで、50年代のロカビリーファッションを完全再現した服を作ったりしていました。家の本棚には「60sファッション」、「70sファッション」、「80sファッション」と各年代のファッション本が置いてあったんです。私自身もそうした昔のファッションに興味を持っていたので、今から考えれば昔から「過去のもの」に憧れていたのかもしれないですね。

10歳のときには「Blythe(ブライス)」という70年代に一度だけ発売された人形のレプリカに、自分で作った服を着せて撮った写真をネットにアップしたりしていました。クリエイターごっこみたいなことはその頃から試してやっていましたね。

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Bi:なぜ過去のものに魅力を感じたんでしょう?

Emi:まず「二度と戻れない世界だから」という理由があります。そして、自分が幼稚園〜小学校低学年までは「アムラー」や「シノラー」のように時代のアイコンとなるようなファッションのカリスマがいました。ところが、それ以降そうした人は現れなくなりましたよね。そうした世界観やレトロさに昔から憧れを持っています。

あとは「レトロフューチャー(懐古的な未来)」のような文脈も好きで、子供の頃は『宇宙家族ジェットソン』というアニメをよく観ていました。ハンナ・バーベラという『トムとジェリー』を描いたクリエイターが作ったもので、一言でいえば「SFのサザエさん」のような作品。流線型の家具も数多く出てきたりして、さながら60sが描く未来といった世界観がありました。

Bi:日本のアニメはあまり観ていなかった?

Emi:『がんばれ!!ロボコン』、『Dr.スランプ アラレちゃん』、『ひみつのアッコちゃん』の再放送やリメイクはよく観ていました。そのアーカイブを漁るのが大好きな小学生だったので、よくTSUTAYAに行って特撮のアーカイブを探したりしていましたね。

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アメリカ留学を経て、「ネオ東京」の魅力を再発見

Bi:高校生の時の経験は今の活動になにか影響を与えていますか?

Emi:高校に入学した当初、クラスのリーダー的な子に目をつけられて、すごくいじめれられたんです。1年生の途中に些細なことでクラスにいるのが嫌になり、アメリカに留学することになりました。その留学先がモルモン教*1の人しかいないユタ州。アメリカ文化に憧れて留学したのに、すごく保守的な白人がほとんどで、黒人やアジア人はほとんど皆無だったんです。しかもみんな一つの宗教を信じているような空間でした。

帰国後は、クラスの4人に1人がフィリピン人というような帰国子女が数多くいるクラスに入ります。新宿のど真ん中にある私立高校だったのですが、学校のリーダー的な存在の人は超イケメンの韓国人のハーフ。彼はバイでとてもコミュニケーション力が高かった。もう一つのリーダー的な存在だった女の子もフィリピン人のハーフで、英語、タガログ語、日本語の3ヶ国語を喋れるお嬢様のレズビアンの子でした。つまり、とても多様性に富んだ場所で、その頃の影響は今でも大きいかもしれません。

(*1)モルモン教:1830年にジョセフ・スミス・ジュニアによって設立された、キリスト教系新興宗教である。宗派としてはプロテスタント系にあたる。公式名称は、末日聖徒イエス・キリスト教会(The Church of Jesus Christ of Latter Day Saints)。

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Bi:アメリカに留学していた経験は今の活動に影響を与えていますか?

Emi:憧れて留学したのに、アメリカはあまりにも自分が描いた場所と違いました。その反動で帰国後は、日本のファッションや若者カルチャーに興味を持つようになったんです。ファッションスナップのカメラマンも一時期やっていました。アメリカに行ったからこそ、外国人が思う「ネオ東京かっこいい」といった感覚が備わったのかもしれません。Satellite Youngも逆輸入っぽいじゃないですか。レトロな世界観を打ち出しても場末感がそれほど出ないのは、このときに覚えた感覚を持っているからともいえると思います。

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フォトグラファー、IT起業家、ラジオパーソナリティー。「クリエイター気質」に気付いた大学時代

Bi:大学は慶應のSFCに入学された?

Emi:はい。先ほどカメラマンもやっていたと言いましたが、そのときはファッションに興味を持っていたんです。実際にファッションショーに行き、海外の特派員とコネクションを作り、その人たちに写真を売るアルバイトもやっていました。写真は楽しかったのですが、プロでやって行けるとも思わなかったですし、そこまで自分に向いているとは思えませんでした。

「次は何をやろうかな?」と考えたときに、自分はクリエイターとしての実力はないかもしれないけど、SNSの発信や見せ方によって作品作りをしている人たちのサポートができるかもしれないと考えました。それからさらに、「ここのサポートを自動化することで、世の中によりセンスの良いものが溢れるのではないか」と思い、スタートアップを起業しました。

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Bi:具体的にはどういったサービスだったんでしょうか?

Emi:クリエイターのソーシャルプラットフォーム。今でいう「Behance」に近いですね。ポートフォリオをお客さんがミュージアムのように閲覧でき、クリエイターもそこを起点に発信できて、お客さんとつながることができる。

Bi:結果としてうまくいかなかった?

Emi:デジタルガレージがやっている「Open Network Lab」というインキュベーションプログラムの4期生として参加していました。自分がCEOだったのですが、当時はまだ20歳だったこともあり、エンジニアやデザイナーを含めたチームをうまくまとめることが難しかったんです。それぞれが進路を決めなくてはいけなくなってしまったときに、チームが空中分解してしまいました。

私個人としてもラジオで話したり、アニメの原作を作ったりという面白い仕事がきていたので、やはり自分は「クリエイターに向いているのではないか」と思うようになったんです。起業に関してはまたチャンスがあれば自分で会社を作りたいと思いますが、一度表現活動をやってみることにしました。

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妊娠がクリエイティビティを掻き立てたーSatellite Young始動

Bi:子供ができて、何か変化はありましたか?

Emi:2012年、21歳のときに結婚して、すぐに子供を授かりました。実は妊娠をしているときに、クリエイティブなことがしたくなり、曲を作り出したんです。実際に楽曲を作り出すきっかけになったのは、あるプロジェクトに起業家としてシリコンバレーに行ったときのこと。そこに明和電機の土佐信道さんもいて、一緒に来られていた社員の方に「ずっと80年代の未来を表現したくて・・・」といったぼんやりとした相談をしたんです。すると、「作品として作ってみたら?」と、現在のSatellite Youngのメンバーの一人であるベルメゾン関根を紹介してくれました。

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左:ベルメゾン関根 真ん中:草野絵美 右:テレ・ヒデオ 
Photo by Tomofumi Usa

実際に関根と会い、「80年代アイドルのシンセサイザーが強めに効いている感じの曲にすごく惹かれている」という話をしたんです。それから半年後、私が妊娠をして時間ができたタイミングのときに『ジャック同士』(今月5日ににリリースしたアルバムの2曲目に収録)が浮かんできて、それを関根に送りました。それから二人でじっくり時間をかけて、曲を完成させていきます。そこから徐々に次の曲にも着手し、3曲ほどできていきました。

Bi:ちなみに『ジャック同士』というのは、TwitterのCEOであるジャック・ドーシー(Jack Dorsey)のことですか?

Emi:はい。私がシリコンバレーでTwitterのオフィスを訪れたときに、ジャック・ドーシーがFacebookでコメントをくれたんです。でもよくみたら、フェイクアカウントでスパムだったんですけど(笑)そこから着想を得て、作りました。

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SATELLITE YOUNGの1stシングルのジャック同士
Illustrated by うえむら

Bi:今回のアルバムに収録されている他の楽曲にはどんなメッセージが込められているんですか?

Emi:『フェイクメモリー』は情報が多すぎる社会で、「行ったことのないラーメン屋さんの話を延々としているよね」という感覚で書いていたり、『Break! Break! Tic! Tac!』は3年おきに壊れるデバイスが壊れることに対する、「タイマーが入っているかしら?」という「ソニータイマー」の都市伝説を歌っています。『AI Threnody』は恋人が人工知能という設定で、『Dividual Heart』は複数アカウントを使い分けている現代の女の子を歌っています。この曲だけは関根が唯一作詞をしているのですが、Satellite Youngの世界観はアフターインターネットの特殊な感覚を、80年代アイドルの文脈で歌うということが一つのテーマになっています。

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SATELLITE YOUNGの1stアルバムのSatellite Young
Direction/Photo by Tomofumi Usa
Graphic Design by Fusao Okaguchi

Bi:Satellite Youngの世界観からはレトロであると同時に、現代のテクノロジーの色も垣間みえます。この辺りはどういった考えを持っていますか?

Emi:単純にテックが好きだということもありますが、テクノロジーを歌のテーマにしたいんです。ファッションもテクノロジーも同じく流行があるのですが、ファッションにはそれほど技術革新がない。言い換えると、それほど古くならないので、今70年代の服を掘り出してきても、また流行がくれば正しく見えたりする。逆にテクノロジーには技術革新があるので、古くなりやすい。そこに憂いを感じているというのが理由の一つです。

あとは自分がスタートアップバブルのときに起業をしたときに、周りに「学校辞めてみんな起業しよう」といった変な空気がありました。そこらじゅうでみんな「ピボット、ピボット」ととりあえずカタカナを叫ぶ。そのときに、「90年代のバブルってこんな感じだったのかな?」と少し体感することができました。

ただ、私自身がハードなプログラマーというわけでもないので、あくまでもコンセプチュアルな次元でテクノロジーを取り込もうとしているんです。それに、「音楽がやりたい」、「こういうジャンルがやりたい」というよりは、エモーションを作品に昇華したいという気持ちが強い。それがたまたま今は音楽なだけで、形になるものが作れればいい。それがSatellite Youngとしてやるのかは分かりませんが、メディアアートにも関心がありますね。

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SXSWへ至った経緯、テキサスでのパフォーマンスで感じた手応え

Bi:Satellite Youngには海外のファンも多いですが、どういったきっかけで海外のファンから反響が出るようになったのですか?

Emi:関根が音作りを意識する上で、ネットレーベルで発の「シンセウェイブ(Synthwave)」というジャンルが出てきていました。世界における80年代の世界観である『ブレードランナー』や『AKIRA』のような世界が好きな若者が集まっているコミュニティがあるんです。シンセウェイブの一番大きなレーベルが、たまたま見つけてくれて、「コンピレーションに参加しない?」と声をかけてくれました。これをきっかけに海外のファンが増えていきましたね。

あとはミッチ・マーダーという人と私が一度コラボして曲を作ったことも大きいかもしれません。彼は『Kung Fury』というNetflixでみれる映画のサントラを作った人。『Kung Fury』はKickstarterで約7500万円ほど集めて制作された、B級80年代風の映画です。マイアミと香港を合わせたような街で、カンフーを使う警察官が主役。そのサントラを作った人とコラボしたことで、シンセウェイブ界の人がめちゃくちゃ聞いてくれたんです。

もう一つは『せんぱいクラブ』(スウェーデン在住の男女ユニット「makebabi.es」によって制作・公開されたWebアニメーション作品)。この作品の主題歌を提供したことで、海外のオタク女子のファンも増えました。

Satellite Young “Don’t Graduate, Senpai!”

※動画が見られない方はこちら

Bi:去年プライベートで訪れた、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)では現地のファンに声をかけられたそうですね?

Emi:衣装を着ているわけでもないのに、二人の人に声をかけられてビックリしましたね。そのあとに行った、「Adobe MAX」というサンディエゴのイベントでも「Satellite Youngの曲、僕のiTunesに入っているよ」と言われて…。イカしたカタカナのTシャツを着ている、ネオ東京が好きな若者と話すと、知ってくれていることが多いですね。ただ、それは自分が有名になっているというよりは、グローバルニッチなコンテンツが増えている証拠なのかもしれません。

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SXSW 2017でのSatellite Youngのパフォーマンスの様子

Bi:そして、今年のSXSWはアーティストとして出演されるわけですよね。これはどういう経緯で決まったんですか?

Emi:去年SXSWに行ったときに、「来年はSatellite Youngとして出たいな」とFacebookに書きました。すると、ファンの人がSXSWの日本人の担当者の方に「彼らをSXSWに呼んでくれ」とメンションを飛ばしてくれたんです。そこからすぐに話が進展したわけではないのですが、一年後にその投稿をきっかけとして「出てみない?」とオファーをもらった感じですね。

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SXSW 2017でのSatellite Youngのパフォーマンスの様子

Bi:実際に現地でパフォーマンスをしてみて、反響はいかがでしたか?

Emi:1日で3公演やらせていただいたのですが、たくさんの人が来てくれました。テキサス大学のアニメクラブの人が来てくれたり、「『せんぱいクラブ』から聴いて、布教しています」という子もいました。あとはエレクトロ好きなDJのような人や、モヒカンで刺青が入っているような人がノリノリで踊ってくれていたり、とても楽しかったですね。

アメリカの人たちはとてもノリがいいので、すぐに一体感が生まれます。私が体を動かすと、そのリズムでみんなノッてくれるので、私もしっかりとお客さんを煽らないといけません。「少しでも動きを止めると向こうも止めてしまうのではないか?」という感覚が細かい単位で伝わってきたので、とても勉強になりましたね。

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「手探りでもいいから、自分の好きなものを作る」ー草野絵美はどこに向かうのか

Bi:表現の根底にあるメッセージはなんでしょうか?

Emi:おそらくみんなそうだとは思うんですが、やはり自分と近い人生を歩んでいる人ってあまりいないと思うんです。好きなものや趣味が合う人もほとんどいなかったので、学校ではいつも孤独感がありました。大学のときに子供ができて、子育てをしながら大手の会社に入社。傍で音楽活動もやっているので、一昨年から去年にかけては自分のアイデンティティに悩んでいたんです。「自分の肩書きは何だろう?」、「私は何がやりたいんだろう?」と迷った時期もあったのですが、最近は「もういいや、とりあえず目の前にあることを作っていこう」と思えるようになったというか。

Bi:そう思えるようになったきっかけ何かあったのですか?

Emi:Satellite Youngで音楽を作っていくときに、いろんな人とコラボレーションしながら世界を作り上げてきたということが大きいかもしれません。関根がいなければ今ある曲は作れなかったでしょうし、ディレクションとヴィジュアルを担当してくれた宇佐巴史さんがいなければ、ミュージックビデオの世界観も生まれなかったと思います。『せんぱいクラブ』にしても、会ったことのない海外の人とSkypeでやりとりしながら一つの作品に落とし込んでいった。つまり自分自身の下地や肩書きが定まっていなかったとしても、コラボレーションを通じて作品を作っていけるということに気づいてからは、徐々に受け入れられるようになっていきました。

ただ、それでも悩むことはあるし、私は意外と打たれ弱いので…(笑)気圧の変化にもやられるし、すぐに元気がなくなったりもする。それでも子供ができてからは、メンタルが強くなったかもしれません。「自分がしっかりしなきゃ」とも思いますし、自分の気分が落ち込んだり悩んだりするときも理知的に考えられるようになったといいますか。

Satellite Young “Dividual Heart”

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Bi:育児と仕事の両立による葛藤はありませんか?

Emi:子供ができたからといって、子供のためだけに生きるということではないと思うんです。彼もあくまでも違う一人の人間です。将来的に親しい人間関係を作っていくということが、子育てのゴールだと考えています。あとは会社に入ったことで、タイムマネージメントの能力は身についたと思いますね。広告の仕事をしていることもあり、PRも戦略的に考えられるようになりました。

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「自分の人生」を生きるために大事なこと。

Bi:最後に『Be inspired!』の読者に向けてメッセージをいただけますか?

Emi:自分の好きなことを表現している状態って、とても健康だと思うんです。「自分の人生を生きていないときに人は鬱になる」というのですが、自分の人生を生きていれば自然とアイデアは浮かんでくるはず。とにかく手探りでもいいから、自分が興味を持ったことを手に取ってみて、何かを作ってみることも大事だと思います。作るためには誰かと組んだりすることも大事。それは起業家でもアーティストでもみんな同じだと思いますね。

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Emi Kusano

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All photos by Tomofumi Usa unless otherwise stated.
Text by Ryoh Hasegawa
Edit by Jun Hirayama
ーBe inspired!

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