お菓子にまで“性別”のある日本社会


コンビニに並ぶ「メンズ」や「男の」、「俺の」などのキャッチフレーズがついた「男性向け」のお菓子。
 
例えば、「メンズポッキー」。
 
“メンズ”という言葉で苦みのあるチョコレートを使用していることを示しているようだ。
 
日本にはこのような商品が売られていることが少なくない。なぜこんなことが起こっているのか?


 

(Photo by Gulico)

(Photo by Gulico)

筆頭はチョコレートがかかったプレッツェル菓子「メンズポッキー」。
 
このMen’sの部分を日本語にすれば、「男用」・「男向け」ポッキーという名前なのだ。
 
通常のポッキーではミルクチョコレートを使っているのに対し、苦めなビターチョコレートを使用している。
 
「男の(Men’s)」を商品名に使えるということは、日本社会には“女性は甘いものが好き”で“男性は甘いものが苦手”などというようなイメージが根付いているのだ。

(Photo by Yahoo Answers)

(Photo by Yahoo Answers)

<「どうして男性と女性のポッキーがあるのか?」というヤフー・アンサーへの質問に対し、「性差別的な社会ではビタースイートな味は『男性的』だと思われているのではないか」がベストアンサーに>

 

ポッキーは欧米の外国のアジアンスーパーでも売られており、国外でも人気な菓子であるポッキーだが、なぜビターチョコレートポッキーがメンズポッキーという名前なのか?という疑問を持った人は少なくないようだ。

 
 

(Photo by GUNZY)

(Photo by GUNZY)

次にコンビニエンスストアのファミリーマートの「俺のスイーツ」ブランド。
 
このブランドは“「スイーツは女性の食べ物」という固定観念をに風穴を開けた”と説明されている。
 
このブランドにはエクレアやプリン、ロールケーキなど主に生菓子の商品があり、甘さは控えめで量が多いということが特徴。
 
日本社会では“女性は甘いものが好き”ということが常識にように思われていて、甘いものが買いにくかった男性をターゲットに売ろうとしたようだ。

最後に男梅という梅味の菓子シリーズ。
 
男性向けという意図なのかは判断しがたいが、「手塩にかけた」「こだわり抜いた梅を使用」というキャッチコピーと“渋めの男性”を思い起こすようなパッケージデザインからは「こだわりがある」ということを“男性的”だと言っているように思われる。
 
また、商品ホームページからは男梅のキャラクターたちが滝に打たれて修行をするようなイメージが載っていた。

<上記がノーベル社による男梅キャラクターのプロフィールだ。“忍耐力があり我慢強い”のが“男らしい”ようだ>

(Photo by 三菱食品)

(Photo by 三菱食品)

さて、女性向けのお菓子はどれくらい売られているのだろうか?
 
女性向けの商品はデザインの“可愛さ”やキャッチコピー例えば、「キレイになれる」など美容を意識したものや「ちょい食べ」というような“可愛らしい”言葉を使っているものが売られている。
 
顕著に「女の」と商品名に入っているお菓子は少ないように思われる。
 
お菓子というもの自体が女性のものというイメージが強いからだろう。
 
反対に「男性向け」といって売られているものは黒や少々暗めの色を貴重としていて、「男性」をイメージした色を使ってデザインされているようだ。

(Photo by TVXQAHOLIC)

(Photo by TVXQAHOLIC)

最近「ジェンダーレス」という言葉を耳にするようになってきた。
 
これは性別の境界をなくそうという考えから生まれた概念である。
 
主にファッションについて言われる言葉で、「この性別だからこれは着ていい・だめということはない」という考えだ。
 
特にミレニアル世代(80年代以降に生まれた人たち)のなかで受け入れられているという。
 
「ジェンダーレス」という言葉がトレンドとなってきているなか、日本のお菓子はどうなっていくのか?

 
 
via.NAVERまとめ, J-Net21, Gulico, Yahoo Answers, Candy Blog, the disney food blog, Quora, 東洋経済オンライン
 
 

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