「僕は色を聴いている」。英国サイボーグと「テクノロジーと人間の未来」を考えるイベントを創りませんか?


 

いつからかスマホが自分が好きそうなアーティストをオススメしてくれるようになった。それだけではない。大量の曲をスマホに入れて持ち運べるし、外出しなくてもオンラインで買い物できる。手を離して、目をつぶっていても車で目的地まで辿り着けるようになった。そんな私たちの生活の変化は、総じてAIやドローンなどのテクノロジーの“おかげ”だ。

テクノロジーが生活を便利する中で、財経新聞によると、いまの時代を生きる10代の若者たちの約半数がAI(人工知能)に仕事を奪われることを本気で危惧しているという。

自分で好きな音楽を探したり、自分で車を運転しなくなりつつある社会で、いよいよテクノロジーに既存の人間の仕事や暮らしが奪われることを容易に想像できるようになった。

ここで読者の方々に一つ問いかけたい。

「テクノロジーは私たちの人間性を減らすのか?増やすのか?」

人類にとって、テクノロジーの発展による人間疎外の問題は、旧くて新しいテーマだ。

そんな中で、テクノロジーと人間の関わりに新しい視座を提供してくれるかもしれないと感じさせてくれる男がいる。それが英国政府公認のサイボーグアーティストのニール・ハービソン(Neil Harbisson、以下ニール氏)だ。

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「僕は色を聴いている」。テクノロジーで人間性を拡張した男。

 完全な色盲として生まれたニール氏は、21歳まで“白黒”の世界で育った。「いつもモノクロ、コピー代は安く済ませてラッキーだったよ」と冗談を飛ばすこの男、21歳のときに頭蓋骨に装着した「アンテナ」により、色を識別できるようになった。

 仕組みはこうだ。チョウチンアンコウの様なアンテナが捉えた光の波長を「周波数の音」へと変換、後頭部に埋め込んだチップからの骨伝導を通し「色を聞いて感じている」。つまり、音の高低差で何色かを判別しているのだ。いまでは丸く一周する色相環360種類の色を聞き分けられる(ビビットな色が揃うスーパーの洗剤売り場の音は、賑やかでまるでクラブ状態なんだと)。

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 これだけなら、ただのテクノロジーによる人間の機能の補助という事になるが、彼は慣れてくると「色から音」を認識できるだけでなく、「音から色」への逆変換を感じるようになった。また、人間が視覚的に認識できない、赤外線や紫外線まで感知(!?)完全に人間の目を超えているのである。また、その装着されたアンテナは今ではインターネットに接続され、たとえば、誰かがネットを介しニールに色を送信すると、彼はその色を聴くことができる。さらに画像を送信すれば、ニューヨークにいながらオーストラリアの夕焼けを聴くことだってできるという。

 TEDにも登壇し、今では世界各地を飛び回り、「色から音」「音から色」を作り出す不思議なアートパフォーマンスを披露するニール氏。そんな筆者のような“通常の人間”が感じることができない感性をテクノロジーの力によって手にした彼に、テクノロジーは私たちの人間性を減らすのか?増やすのか?そんな疑問を投げつけてみたくはないだろうか。

サイボーグ・ニールに会えるイベント開催します。

 そのニール氏を弊誌Be inspired!の姉妹メディア「HEAPS MAGAZINE」が記事として取り上げたのが2016年7月。当然その記事は、多くの議論を生んだ。

▶︎その時の記事はこちら:政府公認のサイボーグ男が仲間と会社設立して目論み中。「人類サイボーグ化計画」

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 そして、今回、そのHEAPS MAGAZINEが「これからの未来におけるテクノロジーと人間の関わり方」を考える場として、その政府公認サイボーグアーティストのニール・ハービソンを招致し、LEXUSとコラボイベントを実施することが決定した。

 題して、人と未来をイノベーティブにデザインする共創イベント「CREATORS EXPERIENCE – INTERSECT BY LEXUS & MEET HEAPS –」

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ニールとHEAPS、LEXUSとコラボレーションしませんか?

 という訳で、日本初パフォーマンスが決定したサイボーグアーテイストのニールと一緒に、近未来を感じさせる不思議なアートの世界を創ってくれる方を大募集します。

色を感じて音を奏でるニールに映像やアートを提供したい映像クリエイター、イラストレーター、ぺインターの方々や、音楽を聴くと色彩が視える彼に演奏や楽曲を提供したいミュージシャン。そうした共創の現場に密着したいライター、カメラマン、ビデオグラファーの方々などなど。

 もう一度言います、以下の方、大募集中です。制作期間があるのでこちらは一足早く、本日より募集いたします。応募フォームはコチラ

●映像クリエーター(映像制作/映像コラボetc)
●音響・照明エンジニア(空間演出/空間コラボetc)
●ファッションスタイリスト(ニールのカラフルな衣装のスタイリング etc)
●スチールカメラマン(参加者のポートレート撮影/イベントレポートetc)
●ビデオグラファー(イベントレポート動画/動画編集etc)
●グラフィックデザイナー(招待状/ポスター/ステッカーetc)
●ペインター・イラストレーター(ニールとコラボアートワークetc)
●エディトリアルデザイナー(MEET HEAPS ZINEの制作etc)
●プロダクトデザイナー(装飾制作/大道具/小道具制作)
●ミュージシャン(ニールとパフォーマンスコラボetc)
●ミクソロジスト(カクテルコラボ)
●司会・通訳
●音響・照明機材の提供(プロジェクター/舞台照明etc)
●写真・映像素材の提供
●会場提供(100人収容規模)
●運営サポート(HEAPSスタッフのサポート/ニールのサポートetc)
●その他

 

 他にも、こういうことやったらおもしろそう、できるよ、という方、この募集内容を越えたおもしろいご応募をお待ちしております。

コントリビューター応募フォーム▶https://docs.google.com/forms

イベントは、12月13日(水)、12月14日(木)の二日間。ニールの近未来的な不思議なパフォーマンスが見たい人は…

 12月13日(水)には、頭に埋め込まれたアンテナで、色を音に、音を色に変えることができるニールとコラボレーターによる近未来感あふれるパフォーマンスイベント「Experience Studio」。不思議なサイボーグアートの世界を体験できます。

 テクノロジーによって拡張されたサイボーグの感覚の不思議さと、近未来の世界を垣間見たければ、コチラ
 
サイボーグアートの体験型イベントの詳細はコチラから▶www.facebook.com/events/ExperienceStudio

トークイベントもやります!直接ニールに質問できます!テクノロジーと人間の融合は?近未来にアートはどのような影響を受けるのか?

 そして、12月14日(木)はニールと他ゲストを招いて、これからの人間とテクノロジーの関わり方やアートに与える影響など、についてじっくりと話すトークイベントを実施します。わたしたちの生活の近未来を考えると、AIやロボット、サイボーグなど人と技術がどのように関わっていくのかは、欠かせないテーマとなっています。

 サイボーグの感覚を創造するための会社「サイボーグネスト」やサイボーグになりたい人を支援する「サイボーグファンデーション(NPO法人)」を主宰するニールが、私たちの未来や、アートについて何を語るのか?いまから楽しみです。ニールと近未来を語りたい人は、コチラ

テクノロジーとアートの未来についてのトークイベントの詳細はコチラから▶www.facebook.com/events/PIS

▼本イベントに関するINTERSECT BY LEXUSイベント紹介ページはこちら
http://lexus.jp/brand/intersect/tokyo/events/creators-experience-2017.html

◆ニール・ハービソン/Neil Harbissonとは?

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イギリス生まれ、現在はニューヨークで活動するサイボーグアーティスト。色盲として生まれた彼は、21才の時に「アイボーグ」と呼ぶアンテナを頭蓋骨に埋め込む。このアンテナで色の周波数をキャッチし、骨伝導を通じ色を音として聴いて認識し、色から音、音から色の双方を直感的に認識できるようになった。これをテクノロジーによる「感覚の拡張」と呼んでいる。英国政府によって世界で最初にサイボーグとして認められ、2017年9月にギネスブックに「頭蓋骨にアンテナを埋め込んだ人」として認定されている。2010年にはサイボーグ財団を設立し、サイボーグによる社会活動やアート活動を推進する活動を行う。

■ニール・ハービソンオフィシャルサイト:http://www.harbisson.com
■ニール・ハービソンTED Talk:http://www.ted.com/talks/neil_harbisson_i_listen_to_color

 

◆MEET HEAPSとは?

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Photo by Takahisa Yamashita

HEAPS / Be inspired!で取り上げた取材対象者を日本へ呼び、実際に会って確かめてもらうコンセプトのイベントシリーズです。Experience Studio(再現イベント)、Public Interview Studio(公開インタビュー)の二つのイベントから構成されています。このイベントシリーズの特徴は、読者のみなさんと共創しアクションをする場を作ることと、参加者が新しい概念や多様な意見をミッションとして社会に広めること(発信すること)です。そのため、イベントは写真、動画、録音取り放題、拡散し放題という形式をとっています。

メディアでありながら、メディアを疑って欲しいと考え、「見て、確かめて、発信する場」として提供します。ネガティブな意見があったとしても“それでいい”、というか、“それがいいい”!多様な意見として発信してもらいたいと考えています。
  
第一回目のMEET HEAPS
▶Experience Studio(再現イベント):http://heapsmag.com/Jonah-Reider-Pith-Tokyo-Pith-social-dining-in-Japan
▶︎Public Interview Studio(公開インタビュー):http://beinspiredglobal.com/meet-heaps-public-interview-studio-vol1

 

◆INTERSECT BY LEXUS – TOKYO とは?

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「INTERSECT BY LEXUS」は、“都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる”というテーマのもと、LEXUSが考えるライフスタイルを体験できるグローバル規模のブランド活動発信拠点。具体的には、人々が気軽に集い、自分の時間を過ごすことができる場所を目指し、インテリアデザイナーの片山正通氏(Wonderwall Inc.代表)をはじめ、様々な人やブランドとコラボレーションを実施。幅広い分野で、LEXUSが考えるライフスタイルを発信していく。

■場所:東京都港区南青山4丁目21-26
■営業時間:1F CAFÉ SHOP & GARAGE:9:00-23:00、2F BISTRO LOUNGE:11:00-23:00(不定休)
■オフィシャルサイト:www.intersect-by-lexus.com/tokyo

 
▼MEET HEAPSコンセプト動画はこちら

※動画が見られない方はコチラ

 
▼過去のMEET HEAPSはこちら

※動画が見られない方はコチラ

ーBe inspired!
 

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