敢えて間違える「美学」


(Photo by ATiwolf)

(Photo by ATiwolf)

「失敗」より「成功」を求めるのは当たり前のこと。
 
しかし、「あえて間違いを犯す」というハイリスクハイリターンな方法も選択肢としてあるようだ。


 
 
まさか……ピクサーが「大ミス」!?

(Photo by YouTube)

(Photo by YouTube)


(Photo by YouTube)

(Photo by YouTube)


(Photo by YouTube)

(Photo by YouTube)


(Photo by YouTube)

(Photo by YouTube)

多くの人が見たことがあるであろう、『モンスターズインク』や『トイストーリー』。
 
ピクサーの映画には夢と希望に溢れた楽しい作品がたくさんある。
 
しかし、そんな素敵な映画の中に、実はさまざまな間違いが存在していることを、あなたは知っていただろうか。
 
例えば『モンスターズインク』の中では、ブーの部屋にあったはずのポスターがいきなりなくなってしまったり、『トイストーリー』の中では、バズを襲ったはずの画鋲が何の前触れもなく消えてしまったり……。
 
『YouTube』に公開されている有志による検証動画によると、このような間違いは20カ所以上にも及ぶとされている。

 
 
「間違い」が私たちを「ワクワク」させる

(Photo by Texas.713)

(Photo by Texas.713)

こんなにも多くの映画の中に溢れる間違い。
 
だがもしかしたら、これはピクサーが仕掛けた「意図的」なものであるのかもしれない。
 
筑波大学の研究チームが行った実験によると、人は間違いを見つけて正したほうが、正しいことをそのまま教えられるより、学習能力がアップするそうだ。
 
また、間違いを見つけだすことによって、その物事に対する興味やモチベーションも高まるという。
 
確かに、この間違いを見つけた瞬間、なんだかワクワクしてしまった人も多いのではないだろうか。
 
あの天下のピクサーが、単純なミスをいくつもするとはとても考えにくい。
 
となると、私たちに影響を与えるためにわざと間違えたとも考えられるのだ。

 
 
「間違い」から導き出される、「興味」

(Photo by Steve Rhodes)

(Photo by Steve Rhodes)

また、間違うことは何か新しいアイデアを生む際にも大変有効な手段である。
 
例えば人々の意見を持ち合う議論の場で、先に正解を教えてしまっては、もちろん一つしか答えは出てこない。
 
しかし、間違いを示すことにより、正解を導き出すためのそれぞれの考え方を垣間見ることができ、多くの多角的視点を呼び起こすことができるのだ。
 
このピクサーの間違いもすぐさま指摘され、世界中で議論を呼んでいる。
 
単純に「なんてかわいいミスなの」と言う人もいれば、「これは私たちへの隠されたメッセージかもしれない」と深読みする人もいるそうだ。
 
このミスに対してピクサーは一切コメントしていないが、だからこそ、多くの議論を呼び、人々の興味を巻き起こしたのかもしれない。

 
 
間違えてみる「勇気」

「間違える」ということはとても勇気のいることだ。
 
それも、敢えて答えを知っていながらとなると尚更であろう。
 
しかし、間違いは多くのアイデアを生み出すことができるだけではなく、今まで一つだった答えの数をさらに増やすことができる可能性を秘めているのだ。
 
正しいものを示すだけが、「正解」であるとは限らない。
 
ピクサーの映画に私たちがまんまと影響されているように、敢えて間違えるという「美学」は、物事の可能性を広げる崇高な行為なのだ。

 
 

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