“だってダサいんだもん。”から生まれた、目に見えないヘルメット『Hövding』


今では一般的になったピチピチなシルエットのジーンズ「スキニージーンズ」。
 
イギリスの「神経学・神経外科学・精神医学ジャーナル」によると、実はスキニージーンズを履くことは、健康に被害を及ぼすそうだ。
 

今年の6月、オーストラリアで35歳の女性がスキニージーンズを着用し、数時間しゃがんだまま作業を行なっていたところ、脚の感覚が無くなりそのまま動けなくなって病院に搬送された。
 
この女性は筋肉や神経が損傷し血流がと何処って重篤な障害が起きる「コンパーメント症候群」になったと診断され、治療を受けて歩けるようになるまで4日もかかった。
 
病院で治療していなかったら、彼女は歩行に一生、支障をきたす神経障害に陥っていたとも言われており、スキニージーンズがどれだけ危険かということが伺える。
 
そんな身体に悪影響を及ぼすファッションが存在する中で、「命を救うファッションアイテム」が登場しているのだとか…?

 
 
あなたの命を救う「マフラー」みたいな「ヘルメット」?

 
こちらの映像を見て、ただのファッションショーだと思う人が多いかもしれないが、事故から“命を守るあるもの”を着用しているのにお気づきだろうか?
 
頭を衝撃から守る「ヘルメット」だ。
2年前に、スウェーデンの女子大生が、7年かけて発明した目に見えないヘルメットHövding

(Photo by infospace)

(Photo by infospace)

自転車を乗る時に着用するヘルメットに対して「ダサいから、いやだな〜」と思ったことがある人も少なくないのではないだろうか?
 
そんな「ダサい」というヘルメットに対する概念を払拭するイノベーティブなこのヘルメット。ただただファッショナブルなだけではないそうだ。

 
 
かっこいいだけでなく、機能性、安全性も完備。

「Hövding」。従来のダサさを一掃し、ファッションアイテムとして生まれ変わったヘルメット。
お値段は、なんと約4万円と通常のヘルメットと比べるとかなり値が張るが、ただただファッショナブルなだけでなく、機能性、安全性を持ち合わせているのだとか?
 
「Hövding」は、スマートフォンなどにも入っているジャイロセンサーや加速度計といったセンサーが搭載されており、装着者はただ自転車に乗っているだけで、動作をリアルタイムで計測し、エアバッグが誤作動なく頭を守ってくれるのだ。
 
そして、安全性。エアバッグが頭部全体を覆うため、同時に複数の衝撃に耐えられる特性をもち、クラッシュテストでは、従来のヘルメットの3倍以上の衝撃吸収力を発揮することがわかったそうだ。

 

 

「ダサい」などの理由で、交通事故などのリスクを省みず、ヘルメットをかぶらないで自転車を走行している人が多いのが現状。
しかし「Hövding」は、既存のヘルメットと比べ、ファション性、デザイン性、機能性、安全性を上回っており、将来的には従来のヘルメットの代替品になる可能性を秘めている。

 
 
自分以外の命だけでなく、自分の命も大切にする衣服の消費。

(Photo by Sarah Gilbert)

(Photo by Sarah Gilbert)

フェアトレードの素材や、オーガニックコットンを使用した衣服を身に纏い、自分が着る服を作る人々の健康を配慮した衣服を消費する人々が増加する今日。
 
もしも、エシカルな素材からできたスキニージーンズを履いて、足が動かなくなってしまっては、本末転倒ではなかろうか?
 
「ファッション性」だけでなく、「衣服のストーリー性」を消費する時代の中で、着用することでの「自分の身の安全性」を考慮した消費をしてみてはどうだろうか?

 

ーBe inspired!

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