全14種類。知らないでは済まされない“新しい性別たち”


(Photo by Christopher Campbell)

 
Apple CEO ティム・クック、Facebook 共同創始者 クリス・ヒューズ。“スーパーエリートである”ということ以外に彼らに共通していること。それは、2人とも「同性愛者」であるということ。今、世界では様々な「性」を持つ人々が誕生し、もはや人間を「男」と「女」の二つに分けること自体が間違っている時代になりつつあります。
 
世界経済の成長の鍵を握る「新しい性別」を持つ人たち。
近いうちにあなたの上司や取引先の方として登場することも往々にして考えられます。そんな時に正しく相手を理解できるように、実は知っているようで知らない「新しい性別」について理解してみませんか?
 
 
男は青。女はピンク。人が色で性別を連想するのは「ジェンダー」のせい?!
 
 「男の子だから青い服を着るべき」で大きくなったら「男だから外で仕事するべき」。一方で、「女の子だからピンクの服を着るべき」で結婚したら「女だから家で家事をするべき」。この「男だから」「女だから」という枕言葉は、「実は人の行動を規制している」と考えたことはありますか?
 
 多くの人は「性別」という「生まれ持った性の違い」によって、社会が作り上げた「こうあるべきだ!像」に沿って、知らず知らずのうちに行動しています。つまり、私たちの行動は「生まれもった性別」よりも「性別によって社会が求める像」によって規制されている部分が多いということです。
 
 このような「◯だから〜すべき」という、性別によって社会が作り上げた「こうあるべきだ!像」を『ジェンダー(社会的性別)』と言います。
 
 
「新しい性別」の意味、説明できますか?
 
 そんな既存の『ジェンダー』から解放されて生きる「新たな性別」を持つ人々。HEAPS magazineで発表された記事によると、いま「新しい性別を持つ人々」に関する新しい言葉が、次々に登場しているようです。近年徐々に増えつつある彼らの人口を考えると、もう「知らなかった!」では済まされない“常識になりつつある言葉”も多くもあります。あなたは「新しい性別」に関する言葉、きちんと理解していますか?
 

■LGBT
レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の略。
 
■Queer
ゲイとレズビアンの総称。差別用語となることもあるのであまり使われない。
 
■Questioning
ジェンダーや性的指向、性同一性などを模索状態の人。
 
■Intersex
性別の判断が難しい状態にある人。半陰陽者。
 
■Asexual
無性愛。性的な欲求や関心を抱かない人。
 
■Ally
LGBTに理解があったり、LGBTの友人がいたり、権利や活動をサポートしている人。主にストレートの人を指す。
 
■Heterosexual(ヘテロセクシャル)
異性愛者。
 
■Pansexual(パンセクシャル)
「パン」とは、ギリシア語で「全て」の意味。全性愛者(オムニセクシュアル)とも呼ばれる。性別に囚われない人のこと。社会的、生物学的に「性は意味のないもの」と考える人もおり、男か女かといった男女二元論の立場から、バイセクシュアルに分類される場合もある。
 
■Homophobia(ホモフォビア)
同性愛、または同性愛者に対する恐怖感・嫌悪感・拒絶・偏見、または宗教的教義などに基づいて否定的な価値観を持つこと。

ーBe inspired!

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2 Responses

  1. 2015年5月10日

    […] そもそも性別には、たくさんのヴァリエーションがあるのだ。   そして性別は時間や場所、相手によっても変わっていくかもしれない。   その多種多様な性別の間で生まれる恋愛が、「結婚」という制度に合うか合わないかは、人それぞれに違いない。   結婚をしたい人が同性間だからという理由で結婚できないのはおかしい。だから、同性婚・パートナーシップは渋谷区から日本中に広まっていくべきだ。   けれど、それだけでは何も始まらない。   「結婚」や「性」にまつわるステレオタイプ(たとえば、何歳までに結婚しないといけない、女性は家事と育児をやるべきなどという考え方)からは解放された生き方をすること。世間が押し付けてくる「常識」の同調圧力に屈しない人生を認め尊重していくこと。   それが性のダイバーシティを受け入れる社会をつくっていく、第一歩になるだろう。 […]

  2. 2015年5月15日

    […] そもそも性別には、たくさんのヴァリエーションがあるのだ。 […]