『ポケモンGO』がもたらす危険な社会現象


(Photo by lincolnblues)

(Photo by lincolnblues)

先週の金曜日に日本でもサービスが開始したスマホ向けゲーム「ポケモンGO」。
 
今や、プレイ可能の国では、多くの人が街中でスマホを覗き込み、社会現象と化しているほど。
日本でも「ながらスマホ」をする人が続出し、「ポケモンGOが原因の交通事故が相次いでいる」という。
 
そんなポケモンGOが世界中で引き起こした危険な現象、つまり「ポケモンGOの闇」を5つご紹介したい。


 
 
①ポケモンGOはアメリカの陰謀だった説

(Photo by Dave Russell)

(Photo by Dave Russell)

ロシアではポケモンGOを「米国の特殊機関がスパイ活動のために開発した」と見なし、国家の安全保障を揺るがす恐れがある“陰謀”だとして、禁止を求める動きが出ている。
 
ポケモンGOとCIAの関係も報じられており、諜報機関にプライバシーを侵害され、ゲームをすることでCIAの情報収集につながっているとロシアは考えたのだ。
 
ロシア下院の共産党議員は、ポケモンGOが最先端の戦争で米国を利するために使われ、利用者のスマートフォンの撮影情報がスパイに悪用され得ると主張。
 
プーチン政権はこの勧告に基づき、「禁止するかどうか決める可能性がある」と検討中だそうだ。

 
 
②死因「ポケモンGO」

(Photo by Sergio)

(Photo by Sergio)

ポケモンGOに集中しすぎて、断崖絶壁から転げ落ちる人がアメリカのカリフォルニア州に存在する。
 
落下したのは20代はじめの男性2人。
ポケモンに誘われるまま立入禁止の柵の裂け目の穴をくぐって中へ侵入し、二人とも落下。
意識不明だったところを消防に救助された。
 
幸い軽傷で済んだそうだが、たかが“ゲームに殺された”なんて、死んでも言いたくないものですね。

 
 
③ポケモンGOで、地雷へGO

(Photo by Doctor Popular)

(Photo by Doctor Popular)

旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナでは、ポケモンGOに熱中した人が地雷原に迷い込むケースが相次いでいる。同国の国土には、1992~1995年の紛争で埋められた地雷がまだ何万個も残っているためだ。
 
そこで地雷撤去に取り組むNGOがフェイスブック上で、ポケモンを捕まえようとして地雷原などの危険区域に入ってしまう人に「地雷への注意を促す標識を守り、見知らぬ場所には入らないように」と呼び掛けたそうだ。
 
日本には地雷は埋まっていないが、踏切や信号を見過ごして、電車や車に突っ込まないように気をつける必要がありそうだ。

 
 
④ポケモンGOが破壊する「安全」

(Photo by Doctor Popular)

(Photo by Doctor Popular)

一方、東南アジアのインドネシアでは、7月20日に、国軍報道官が兵士が勤務中にポケモンGOで遊ぶことを禁止する命令を近々出すことを明らかにした。
 
理由は「安全保障上の脅威になる」とのこと。
国軍は、軍敷地内の施設が「ポケモンGO」でむやみに撮影されることを警戒しているそうだ。
 
また、利用者に混じり、外国のスパイが立ち入り制限区域に入ることも懸念しており、国軍報道官は禁止令について「われわれの基地を守るための措置だ」と話している。
 
日本でも、国会や米軍基地の近くでは「安全保障上使用禁止」なんてことも起こりうるかもしれない。

 
 
⑤ポケモンGOを利用したリアル“ロケット団”

(Photo by Andrew Tran)

(Photo by Andrew Tran)

最後は、アメリカのミズーリ州オーファロン市。
現地の7月10日に同市警察は、フェイスブック上で、4人組の武装した窃盗団を逮捕したと発表した。
 
説明によると、この4人組の窃盗団は黒いBMWをスーパーの駐車場に停め、ポケモンを捕まえるためのモンスターボールや、道具、経験値、さらにはポケモンのタマゴなどはゲーム内のマップに出現する「ポケストップ」に他のプレイヤーの目印である「ビーコン」を追加してプレイヤーを誘い込んだという。
 
逮捕された窃盗団は、なんと約1000万円もの罰金が科せられたそうだ。
 
ポケモンGOを使う際は、目的地に不審な見知らぬ人がいないかどうか注意したほうがいいかもしれない。

 
 
期待と不安が込められた「ポケモンGO」

(Photo by Jim Groom)

(Photo by Jim Groom)

つらつらと5つ、ポケモンGOが引き起こした「危険な現象」を挙げたが、「ポジティブな現象」も見受けられるそうだ。
 
例えば、精神医学の専門家がうつ病などメンタルヘルスの不調の改善に効果があると指摘したり、ポケモンGOを使ったデートサービス「ポケデート」が始まっていることなど。
 
健康になったり、いい出会いがあったりと好ましい一面を持ちつつも、人や社会を変えてしまう恐ろしいパワーをも持つポケモンGO。
 
アメリカでは、ピークを越えユーザーが減少中だそうだが、まだまだユーザーが増えている日本では、ポケモンGOがこれからどんな「危険な現象」をもたらすのか不安でしかたがない。

 

 
 

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