あと15年で世界から貧困をなくす「タダでお金をあげる制度」。


世界の約9億人が極度に貧しい生活をしている。
 
貧困をなくすために資金援助やその他の開発支援が行われていきているが、まだ解決には程遠い。
 
そんななかで注目すべきなのは、いたって単純なある方法だった。


(Photo by Cemre)

(Photo by Cemre)

世界には1日1ドルかそれ以下で生活している人々が数多くいる。
 
そのような極度の貧困に陥っている人々への支援には、資金援助が最も効果的だという。
 
なぜかというと、食料を買いに行ったり、子どもの健康管理を促進したり、小さなビジネスを始める助けになるからだ。

(Photo by Susan)

(Photo by Susan)

世界の貧困をなくすのに効果的なのは、ユニバーサル・ベーシックインカムだ。
 
ベーシックインカムとは、「最低限の生活に必要なお金」を定期的に無条件でもらえるシステム。
 
収入に関わらず、誰もが平等に「生きるために必要なお金」を受け取ることができる。
 
ユニバーサル・ベーシックインカムの場合、自国の政府でなく所得の多い国がお金を提供するのが特徴だ。

(Photo by Phil Dragash)

(Photo by Phil Dragash)

さて、貧しい人をなくすのにいくら払えばいいのか?
 
それは“ベーシック”をどのくらいと定義するかによる。
 
世界の所得格差は年間で約700億円。
 
かなり大きな金額のように聞こえるが、所得の多い国の年間所得の0.5%ほどでしかない。
 
所得の多い国が一定の額を所得の低い国に提供し、支援を受ける国は自らの力で生計を立てられるようにしていく。
 
支援額は年々減っていき、最終的には資金提供をしなくてよくなるのだ。

でも無条件でお金をあげたら、人は働かないのではないか?
 
確かにそうかもしれないが、それはあなたが考える理由で働かないのではない。
 
以前ベーシックインカム制度を試験的に行なったカナダやアメリカの都市では、十代の若者や女性の労働率が下がった。
 
そのおかげで学校に長く通えたり、幼い子どもとの時間を確保したりできる人が増えたという。

この制度は、極貧地域にお金を送るというやり方で貧困解消を目指すNPOギブ・ダイレクトリーが取り組み始めている。
 
「必要最低限のお金」を継続的に提供することで、今から15年の間に世界はもっと平等になるのだ。
 
リンクから1人あたり$1から寄付ができる。

 
 
via. GOOD  

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