いくらお金があっても参加できない。「都市型 × 社会派」の夏フェスが、今年は首都圏で開催決定。


気温も次第に暖かくなり、今年もついに夏フェスのことを考え始めるシーズンに差し掛かってきた。「どのフェスに行こうか」と迷っているあなたに今回はBe inspired!がオススメしたいニューヨーク発のユニークな都市型音楽フェスを紹介したい。

“いくらお金をかけても参加できない”そのフェスには、他のフェスでは味わえない満足感&一体感が得られるのだとか。

Photo by 撮影者

Photo by ⓒRockCorps supported by JT

いくらお金があっても行けないフェス、今年も開催。

 最近では「チケット数万円」なんてのもざらの夏フェス。お金をかければいけるフェスもあるが、いくらお金をかけてもいけないフェスも実は存在する。そんな一風変わったフェスとは、2005年にニューヨークで初開催されたRockCorps(ロックコープス)」だ。

 日本では、2014年、2015年、2016年と過去3回、JTが特別協賛の元、福島で開催。今年は場所を幕張メッセ(千葉県)に移し、都市型フェスとして9月2日(土)に開催することが決定した。

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 過去、世界10カ国で17万人以上を動員。しかも、レディ・ガガやウィル・アイ・アム、カーリー・レイ・ジェプセンなどのビッグネームのアーティストも参加したフェスに行くために必要なもの。それは、「お金」ではなく誰もが平等に持っている「時間」。

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 「たった4時間のボランティア活動」をすることで、豪華な海外アーティストも出演するフェスに参加できるというのだ。

 今までに、合計「60万時間」以上ものボランティア活動を創出し、巨大な社会貢献活動のムーブメントを作り上げたRockCorps。音楽の力を使って“企業”と“地域社会”と“人々”を結び付け、「楽しみながら、気軽に参加できる新しい社会貢献の形」を日本のニューエージへ提案している。

あの大人気アメリカン・ガールズ・グループが参戦!

 気になる今年参加する海外アーティストはなんと『Work from Home』で知られるアメリカのガールズ・グループ「フィフスハーモニー」。今後、国内から3組のアーティストが追加される予定だ。

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 そして、今年も去年に引き続き、RockCorpsのプロジェクトの理念や活動を広める「公式アンバサダー」として高橋みなみ氏も参加することが決定している。

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 日本には“ボランティア”と聞くと一気に興味を持たなくなる若い人が多いが、「参加する有名アーティストに会いたい!」という誰もが抱くシンプルな動機でRockCorpsのボランティアに参加しても構わないのだ。

 ボランティアの種類は、東日本大震災の被災地域の支援や、東京都内でできるゴミ拾い、地域イベントの運営など、体を動かすものからじっくり取り組めるものまでバリエーションは豊富。先日4月29日(土)には、今年初のボランティアが渋谷で開催された。

渋谷にも自分にも嬉しい。有意義な4時間の使い方。

 4月29日(土)、渋谷区役所に隣接する美竹公園に、県内外から28名のボランティア参加者が集まり、多くの人が行き交う中、渋谷駅前のモヤイ像の花壇の清掃や、公園通り、道玄坂周辺のゴミ拾いなどの活動が行われた。

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 美竹公園では、花壇に新しい花の植え替えを行い、最後に、参加者一人ずつ、 ひまわりの種を植えて、4時間のボランティア活動を終了。

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 活動後は、参加者ひとりひとりにボランティアの対価として「セレブレーション」と呼ばれるフェスへの参加引換券が手渡された。

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 RockCorpsには、共にボランティア活動に参加した仲間たちとセレブレーションで再会できるからこそ、他の音楽フェスでは味わえない特別な満足感や一体感がある。ただ音楽や有名アーティストに会うことを楽しむのではなく、同じボランティア活動に参加した者同士のコミュニティ形成を可能にしているのだ。

ミレニアルズにはちょうどいい。時代の空気に合ったフェス。

 RockCorpsの基本理念は「Give, Get Given.(与えて、はじめて与えられる)」。自分のできること、持っているもの。時間、体力、頭脳、アイデア、歌唱力。各々が何かを誰かに与え、誰かから何かを与えられる。そんな最近よく耳にするようになった、モノ、お金、サービス等の交換・共有により成り立つ経済のしくみ「シェアリングエコノミー」という概念にも近しい理念を持っている。

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 それだけではなく、社会にもよくて、自分も楽しめる。そんな社会貢献意識が高いと囁かれる今の若者、いわゆるミレニアルズ(1980年以降に生まれた世代)が純粋にコンセプトを楽しめるフェスであることに違いない。

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 お金がないけど時間はある。社会のために何かしたい。新しい人に出会いたい。有名なアーティストを生で見たい。それぞれ様々な参加理由があるかもしれないが、時代の空気に合ったRockCorpsが、日本の若い世代の社会への関心を高めてくれるキッカケとなる夏フェスであると確信している。

 首都圏でのボランティアプログラムを拡大中。今後のボランティア活動スケジュールに関してはこちら

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RockCorps

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Text by Jun Hirayama
ーBe inspired!

 

②カーリー_ステージ写真
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