17杯目:雑誌の中では見ることのできない、美しい人々。 #disableandcute|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会


みなさんこんにちは。

今日はハッシュタグアクティビズムを紹介する「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会シリーズです。いつのまにか、17個目のハッシュタグとなりました。

ハッシュタグアクティビズムといいますと、 ツイッターやInstagramをはじめとするSNS上で「#(ハッシュタグ)」をつけて、意見を主張したり人々に議論をするように呼びかけたりするアクションのことです。

▶︎世界を変える「ハッシュタグ・ジェネレーション」

インターネットと発信するデバイスさえあれば誰でもできるので、参加者が集まりやすく、世の中にはハッシュタグアクティビストが仕掛けたハッシュタグムーブメントが多く存在しています。

今日はその中から#disableandcuteをご紹介。

Photo by Leo-setä

Photo by Leo-setä

 ニューヨーク在住の25歳のライターで脳性麻痺を抱えるキア・ブラウンさんは先月ツイッターにこんな投稿をしました。


“障害を持つブラザース、シスターズ、ノンバイナリー(男女どちらにも分類されない人)のみんなへ!#disableandcute(障害を持っていてもキュートだよ)”

 そんな彼女の言葉に共感し、勇気付けられ全米中の障害を抱える人々が自分の写真を#disableandcuteというハッシュタグと共にあげました。



 キアさんは障害者がマスメディアで一切描かれないことにうんざりしていたそうです。その中でもたまにドラマや映画の中に出てきても多文化なアメリカにも関わらずいつも白人男性。現実には人種だって、性別だって、セクシュアリティだって多様性豊かです。しかも多くの場合は“かわいそうな人”として描かれる。現実では障害者の人々の多くはハッピーに暮らしています。そこで障害を抱えた人々が同情の対象としてではなく一人の人間だと伝えるために、そして障害を持った人々が自分の見た目に自信を持てるように彼女はこのムーブメントを始めたのでした。(参照元:AMYPOEHLER’S SMART GIRLS

※動画が見られない方はこちら

 先週、英国議会でスターウォーズシリーズ最新作『ローグワン』に出演していたムズリムのイギリス人俳優リズ・アーメッドが多様性の重要さについてスピーチを行い多くの人にインスピレーションを与えました。

 マイノリティを描かないイギリスのメインストリームメディアに対し、同国で人種的、宗教的マイノリティであるリズは次のように言いました。

自分のような人を雑誌、テレビ、広告、映画の中で見れるっていうのは大切なことなんです。それはあなたが重要な人間で、価値があって国の一部なんだというメッセージなのです。

 これはもちろん人種や宗教に限らず、セクシュアリティも、体の多様性も同じことが言えます。そういった意味で、SNSで広がるハッシュタグアクティビズムは社会の中でこれまで無視されてきた人々が団結し、主張する場として重要なことが再確認できますね。

 それでは、次回のハッシュタグもお楽しみに!

Text by Noemi Minami
ーBe inspired!

 

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