17人目:「今時ミニマリストは、眉毛もミニマルに」。眉なし彼女から学ぶ“自己愛の哲学”|Biが選ぶ今週のGOODTUBER(グッチューバー)


 

YOUTUBEのチャンネル登録者数が27万人を超える人気YOUTUBER、Jenny Mustard(ジェニー・マスタード)。主にミニマリストなライフスタイルやファション、そしてメイクアップについて発信している。そんな彼女がファンから一番聞かれるという質問が、「なんで眉毛ないの?」。

確かに…眉毛ないって珍しい。

もしかして病気?それともフェミニズム的な思想が隠れてる?もしくは…政治的表明?そんなみんなが気なる質問に、ぐうのねもでない単純明快な返事を返したビデオを今回紹介したい。

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世界最大の動画プラットホームYOUTUBEでは、誰も思いつかない驚くような挑戦を動画にしたり、自作の音楽や映画を世界中の人と共有することができる。そんなYOUTUBEでは社会を良くするために動画を作るYOUTUBERが存在していて、Be inspired!では、彼らをGOOD YOUTUBER、略してGOODTUBER(グッチューバー)と呼んでいる。そんなGOODTUBERを紹介する本連載を通じて、新しい価値観や考え方と出会い、「社会をよくするために何か自分でもできるかもしれない」と感じるきっかけになれば嬉しい。

「眉毛のない自分の顔が好きだから」。

※動画が見られない方はこちら

「眉毛のない自分の顔が好きだから」。

 眉毛がないことに対する多くの質問へ、ジェニーが返したシンプルすぎるこの答え。何かしらの思想や込められたメッセージがあるわけでもなく、ただ”好きだから”という理由で、彼女は眉毛を剃り落とした(彼氏の髭剃りで)。

 今もそうだが、本人曰く「昔はもっと個性的だった」という彼女。確かに、個性派という言葉がぴったりの、奇抜なファッションで街を歩いていたようだ。

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今でこそファッションもミニマルなジェニーだがもともとはかなり個性派

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カラフルで目立つファッションだった

 これ以上無理!ってぐらいに脱色されたタラちゃんばりのおかっぱに、柄物と色物を掛け合わせたワードローブ。彼女の友人は、遠くからでもその姿を見つけることができただろう。

 まあそれはそれで格好良いんだけれど、今ではミニマリストを自称するジェニー。そのライフスタイルと相まって、白と黒を基調にした装いが現在のスタイル。180度の大転換を果たした。

 ただ、変わらないものが一つ。眉毛は昔からなかったらしい。

眉毛がない方が自分らしい気がするの。ミニマルが好きで、顔にコントラストがないのがいい。自分の好きな目とか唇が目立つようにね。でも、眉毛のない顔が魅力的じゃないと思う人がたくさんいるのは分かっているわ。

 彼女がYOUTUBEにビデオを投稿しだしてからこれまで、眉毛がないことについて尋ねられない時間はほとんどなかったという。何千という(ほとんどがネガティブな)質問が寄せられたが、「今後は私のビデオ楽しんでね!」と彼女は気にしない。

 この「自分の好きを貫き通す強さ」はどこからくるのか。葛藤の末、彼女は一つの答えを見つけ出していた。

「人生は他人の意見を気にするには短すぎる」。

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 彼女は自分に眉毛がないことをよく思わない人がいるのは承知しているし、リアルでもオンラインでも、毎日ように向けられるネガティブな声があることも分かっている。その上で、自分の”好き”を表明しているのだ。「それの何が悪いの?」と言わんばかりに。

 彼女の姿勢を羨ましく思ってしまうのが、今の筆者の現状だ。日本には「出る杭は打たれる」という社会観がある。目立たず試みず。これじゃあ過敏に人目を気にするようになるのも、無理はないのかもしれない。

 私たちはジェニーにはなれないのかな?

 でも、彼女も最初からこんなに強かったわけじゃない。人並みに葛藤はあったらしいのだ。

初めていつもと違う個性的なスタイルに挑戦するとき、家の外に出るのが怖い、道行く人の反応が気になる…っていうのはすごくわかる。私も昔はもっと個性的だったから。人に笑われたりしたこともある。でも、あなたのスタイルはあなただけのもの。性格と一緒で、それが気にくわない人もいる。それを気にする必要はないの。

 そう、今では確固たるスタイルを持つジェニーも、昔は私たちと大差がなかった。少しずつ進んできたのだ。そうして彼女は、一つの答えを見つけだす。

「人生は他人の意見を気にするには短すぎる」。

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私はインターネットでも現実でも毎日人にバカにされる。でもどうでもいいの。っていうか、自分のスタイルが最高だと思ってる!

 強さの裏にある弱さもさらけ出すから、彼女は多くの人に支持されるのだろう。

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 「あなたは今の自分のスタイルが本当に好き?」

 この問いかけにはまだ答えられない。でも、「もちろん!」って言える日が、そんなに遠い日ではないことはなんとなく分かる。だって人生は短い。筆者はこれから、好きなスタイルで、短い人生を目いっぱい生きていこうと思う。

 あなたはどうする?

***

Jenny Mustard

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YOUTUBE:https://www.youtube.com/channel/UC7fPf1yuGaYFmbxe0ZrshWw/featured
HP:http://jennymustard.com/
Instagram:@jennymustard

All photos via Jenny Mustard
Text by Yuuki Honda
ーBe inspired!

 

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