“喫煙”と同等の悪影響。「座りすぎ」という行為


(Photo by Feel Mystic)

(Photo by Feel Mystic)

「長時間座ること。それは本来“人間に意図された行為ではない”」
 
UCLAで臨床医学と女性の健康を教えるカメリア・デイトン教授はこう述べています。
 
今、座りながらこの記事を読んでいるあなた。毎日オフィスで一日中パソコンをカタカタしているあなた。
 
悲報です。
 
長時間座ることは、あなたに死をもたらす可能性があるのです。
 
 
「座りすぎ」が死を招く?


数千年も歩いて生きてきた人類。
 
そんな人類にとって、実は“座るという行為”は「本来体に違和感を与える、身体的負担の多い行為だった」のです。
 
長時間座ることは、血行不良、腰痛、さらには、糖尿病、肥満、心血管系の疾患などの“多くの病気を引き起こす原因”とされており、なんと我々が日常的に行う“座る行為”は「喫煙と同等の害」があるとも言われています。
 
最悪の場合人を死に至らせる、この「座りすぎ症候群」は、2002年にアメリカ大統領の諮問委員会によって『セデンタリー・デス・シンドローム』と名付けられました。
 
 
“座りすぎ”を防ぐ、唯一の方法

(Photo by Owen)

(Photo by Owen)

「座りすぎ」は健康に悪く、死をもたらす。
 
こちらの研究では、その事実を証明する驚くべき結果が出ています。
 
『1日に6時間座る生活を続けていると、1日に3時間しか座らない生活の人に比べて15年以内に死ぬ確率が40%増える』
 
この研究で示された「座りすぎて死ぬ」という最悪の状況を回避するためのただ一つの方法。それははズバリ「座る時間を減らすこと」だそうです。
 
そうです、“立つこと”でしか、我々が健康になる方法はないのです。
 
 
“座れない”オフィス

座って仕事することが健康に悪いと知った今、GoogleやFacebookなどの最先端企業は、オフィスに「スタンディング・デスク」を導入しているそうです。
 
しかし、そんな全世界をリードする企業が実践する「スタンディング・デスク」よりも、絶対的に体に良い「夢のような“未来のオフィス”」があるそうなのです。
 
“氷河のような塊”が並べてあるだけの奇妙なオフィス。
(Photo by milimet design)

(Photo by milimet design)

「座ることができず、立って何かに寄りかかりながら働く」という突拍子もないアイディアから誕生したこの“未来型オフィス”は、オランダのデザインスタジオRAAAF社/によって制作された、実験的なインスタレーションのアート作品だそうです。
 
 
世界で広がる「“座りすぎない”オフィス」

2RAAAF社がデザインした「快適に“立って働く”ことのできるオフィス」や、Google社のような「なるべく“座りすぎない”働き方」
 
従来の座りっぱなしの働き方が健康に悪影響を及ぼしていることが判明し、徐々に世界ではこのような“座りすぎないオフィス”が広がり始めていますが、アメリカでは、なんと、健康志向が考慮された「新しい働き方」への取り組みとして、“ウォーキングをしながら朝のミーティングをする会社”までもが登場しているそうです。
 
 
心も体も。ストレスフリーに働く

(Photo by Horacio Lyon)

(Photo by Horacio Lyon)

一日中座りっぱなしで、パソコンに向かって仕事をしていると、心身ともに疲れが溜まります。
 
だからこそ、身体的な疲れを溜めずに働くことができる“座りすぎないオフィス”は、今後更に需要を増していくのかもしれません。
 
長時間座って仕事することを続けていたら、立つことさえできなくなり、体調を崩し、寝たきり。
 
そんなことにもなりかねない、実は深刻な問題である“座りすぎの働き方”。
 
あなたも明日から、仕事中にちょっとだけ「座りすぎないための工夫」をしてみてはいかがでしょうか?

ーBe inspired!

(Photo by Feel Mystic)
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