ドラッグをキメて、女と遊んで。米・エンタメ界を牽引した男

2016.8.31

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大物ロックスターのアリス・クーパーやピンク・フロイドのマネジメントやプロデュースをしてきたカリスマ、シェップ・ゴードン。彼がプロデュースしてきたミュージシャン、映画、シェフはみんなスターの道をたどっていったという。そんな壮大なキャリアの始まりは、ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリクスとの“偶然の出会い”だった。

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©NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.

60年代、それは若者がドラッグと快楽に浮かれていた時代。そんなエネルギッシュで狂った時代を駆け抜けていった若き日のシェップ・ゴードンは、いつしかスーパーメンチ(超いい人、超偉人)と呼ばれるようになる。

たまたま泊まったロサンゼルスのホテルで、ジャニス・ジョプリンに殴られ、ジミ・ヘンドリクスに「おまえ、ユダヤ人か?ならピンクフロイドのマネージャーになれ」と言われた彼。そんなことがきっかけでプロデューサーとしてのキャリアは始まり、話題作りのためにわざとライブ会場で警察に偽の通報をするなど突飛な発想で先々の時代を作っていくことになる。

ロン・ウッド(ローリング・ストーンズ ギタリスト)
「シェップ・ゴードンとどうやって連絡を取るか知ってる?と誰もが聞いていた時代だ」

※動画が見られない方はこちら

ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、そしてダライ・ラマなど錚々たる顔ぶれの著名人に囲まれて生きてきた彼の半生はどんなものだったのだろうか?

いつもハリウッドを代表する美女たちに囲まれていたというけれど、彼は家庭を持っていたのか?

そんな疑問に答えてくれるのが、シェップ・ゴードンに世話になってきた大勢のひとり、マイク・マイヤーズ(俳優、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー)初監督作品のドキュメンタリー映画「スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-」だ。

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©2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.

スティーブン・タイラー(エアロスミス ボーカリスト)
「嫌な事があるとダライ・ラマに料理を作る。精神世界でぺ◯スを立てるのさ」

マイケル・ダグラス(『ウォール街』『ブラックレイン』)
「持って生まれた才能と思いやりがある。クソ野郎だけどね」
「誰にも話していないことをシェップには話している。妻にも内緒だ」

「シャロン・ストーンが家をほめると、シェップは“ありがとう、案内するよ”と言い、そのまま2人はどこかへ消えてしまった」

エンタメ界の大物たちによる数々の証言をもとに、本作は彼の半生を検証していく。

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スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-

Website

9月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開

シェップ・ゴードン本人や彼に育てられてきたスターたちへのインタビュー、彼の提案によるロックスターのぶっ飛んだパフォーマンスなど、過去から現在までの映像をたっぷりと盛り込んだ本作を見にぜひ劇場へ。

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※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。

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