40億人に“住所”という「当たり前」を与えるアプリ『what3words』


(Photo by Brian Wolfe)

(Photo by Brian Wolfe)

日本に「空気」はある。
しかし、「宇宙」には当たり前のように存在しない。
 
日本に「野生のライオン」はいない。
ところが、「ケニア」には当たり前のように存在する。
 
日本に「戦争」はない。
だが、「イスラエル」には当たり前のように存在する。
 
そう、“日本の当たり前”は、日本以外で“当たり前ではない”ことが多く存在するのだ。
逆も然り。
 
「住所」もその一つ。

 
日本に“当たり前”にある「住所」だが、世界中の75%の地域には住所がない、または十分に特定することができず、40億人が住所を持たない状況下にあるのだとか…?
 
そんな地域や人々に「住所」を与え、“住所の概念”を覆すサービスが登場している!

 
 
イギリス発!“住所の概念”を覆す新サービス「what3words」

“住所の概念”を覆す新サービスとは、イギリスのスタートアップが開発したwhat3words
 
彼らは、地図で表示される地球上のすべてのエリアに「3m×3m」の網をかけ、一つ一つのブロックに“3つのランダムの単語”で構成された住所を割り当てた。

 

「what3words」のサイトやアプリで、地図上である地点を選択すれば、その地点の「住所」が表示される。
 
例えば、東京タワーなら「fans. helpless. collects」、富士山なら「stifles. gawky. blush」、東京ディズニーランドなら「include. cliff. usual」になる。

 
 
「住所」の民主化、始まる。

(Photo by Leo Reynolds)

(Photo by Leo Reynolds)

世界中のあらゆる地域をたった「3つの英単語」の組み合わせで表すことができるこのサービス。
 
住所を持たない発展途上国の人々。
 
つまり世界の40億人の人々に、3つの単語からなる「個々の住所」を与えることが可能にしたのだ。
 
このサービスを活用することで、今まで特定できなった地域に住む人々に、荷物の宅配や、水道などのインフラサービス、救急車や救急隊員を向かわせることも可能になる。
 
発展途上国の人々が住む場所に「当たり前」に住所が存在することで、生活水準が格段に向上するのだ。

 
 
「当たり前」とは??

(Photo by Tom Waterhouse)

(Photo by Tom Waterhouse)

「住所」という我々日本人にとって当たり前の存在を、「当たり前なのか?」と疑問に思うことで生まれた「what3words」というサービス。
 
普段、生きている中で「当たり前の出来事」に気付く機会はあんまりないのではないだろうか。
 
それは“当たり前のものがなくなった時”にしか考えるキッカケがないからかもしれない。
 
今、当たり前のように、戦争がない日本。
 
しかし、もし戦争が始まったら、日本の「当たり前の平和」に気付かされるのは言うまでもないだろう。
 
日頃から「当たり前とはなんだ?」という疑問を抱きながら生活してみるのもいいかもしれない。

 

ーBe inspired!

7772482376_fd96ed5966_k
この記事が気にいったら
いいね!しよう
Be inspired!の最新情報をお届けします