「おしゃれは我慢」という真っ赤なウソ。| 【連載1】ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方


(Photo by Reo Takahashi)

(Photo by Reo Takahashi)


ずっとずっと昔、ヒトは猿のある種類から派生して進化したらしい。
 
今いる、チンパンジーやゴリラとかと、ヒトの一番の違いは、「直立二足歩行」する事だって、ググってみると出てくる。
 
そういう事らしい。
 
でも、僕は良く、「熊」だとか、「サル」だとか、「ゴリラ」みたいだって言われるけど、直立二足歩行している。
 
僕とチンパンジーとの違いは、洋服を着ているか、着ていないか?の違いで決定的に分かれているんじゃないかな?と思っています。
 
僕は池尻大橋の小さな、ALL YOURSというお店で、DEEPER’S WEARという洋服を販売している木村 昌史です。(インタビュー記事はこちら


 

 
世界で一番ダサいブランド「ALL YOURS」

(Photo by ALL YOURS)

(Photo by ALL YOURS)

ALL YOURSとDEEPER’S WEARは、「LIFE-SPEC」というコンセプトを提案する、世界で一番ダサいブランドです。
 

・外装のデザインをしない。
・トレンドを追わない。
・難しいことはしない。
・無駄なモノを作らない。

 
この事に細心の注意を払ってモノを作っています。
 
これは多分、他のブランドと大きくベクトルの違う考え方をしていると思います。
 
それは、僕らが洋服を「ファッション」として捉える事をやめて「洋服」=「道具」として考えているからです。
 
道具=「ソリューションを提供するモノ」と捉えると、洋服ってストレスばっかり。
 
「おしゃれは我慢」って言葉ありますよね。
 
我慢してあつかうモノは、「道具」じゃない。
 
なにも考えずに使えるから、「iphone」は偉大な製品だし、訓練が必要なガラケーに変わって、日常に無くてはならない、新しい「道具」になったと思うのです。
 
根源的なストレスや、使いにくさを解決するモノを作りたい!と思っています。

 
 
「洋服」は「道具」だ!

「身に纏う道具=洋服」として考えた時に、洋服が目指すべきモノは「外装デザイン、ディティール」や「流行、トレンド」によって毎年無理やりアップデートされるのではなく、「ストレスのなさ」「動きやすさ」みたいな、その人の活動のモチベーションになるような、そんな要素で自然にアップデートされるべきだと考えるからです。
 

「あたりまえを、あたりまえにしない」

 
これが僕らの経営理念であり、鉄則です。
 
世の中にある既存の常識を壊していく事が、
 
「パーカーのフードってそもそも、何の為に付いてるの?」
 
これが、DEEPER’S WEARの水や汚れを弾く「ONE SWING PARKA」を生み出すきっかけでした。
 
防寒、風除け…色々な要素があります。
 
それが今、僕らが生きている時代に合わせたら、どんなモノになるんだろう?
 
通常ならあたりまえすぎる事なので、みんなが見逃す部分を、僕らはあえて考え直しました。
 
ちょっと前の時代より、僕らは手持ちの荷物が増えました。
 
財布はもちろん、携帯、それの充電器、場合によってはポケットwifiやタブレットも。
 
両手(あるいは肩)にたくさん荷物を持って、どんよりとした雲の中を歩く時、雨がフードで避けられれば、僕らはもっと自由になるんじゃないか?
 
行動する原動力がもっと湧いてくるんじゃないか?
 
そんな風に考えたわけです。

 
 
あなたはいつまで「made in Japan」信じるのか?

世の中、色々な「業界」があります。
 
例えば、ジーンズの業界ではざっくり言うと、「 綿100%のセルビッチデニムが最高!」「日本製のデニムが最高級」だったりとか、その業界特有の、誰も信じて疑わない鉄の掟があります。
 
でも、僕らはもっとあなたと同じ目線でいたい。
 
あなたの生活の可能性を広げる商品が作りたい。
 
そういう商品が世の中に足りない。
 
そんな風に考えています。
 
僕らのモノづくりの出発点は、すべて、自分たちが感じるストレスから、どうやったら解放されるのか?から出発するので、その解決方法が、「業界」的には、かなり風変わりだと思います。
 
「良い素材」「こだわったモノづくり」
 
ここから僕らの製品開発は出発しません。
 
それよりも、それを着て自由になるあなたに、こだわりたいんです。
 
その為に選ばれ、揉まれ、厳選された素材や製法が「良い素材」であり、「こだわり」であるべきだ。
 
例え、それが粗悪な素材だったとしても。
 
僕らはそう信じています。

 
 
「ジーンズ」から読み解く「LIFE-SPEC」の本質

(Photo by Leo Reynolds)

(Photo by Leo Reynolds)

ファッションデザインや製造の常識ではなく、「使うヒト」の常識から考える。
 
着用していて本当に「イミ」のある商品を作りたいと思っているからです。
 
ジーンズ=頑丈、分厚い、はきづらい。こんなイメージありますよね?
 
頑丈な生地をリベットという金属で補強する。
 
ジーンズの生まれた背景は「絶対に壊れないパンツを作る」という、その時代のLIFE-SPECだと理解しています。
 
だったら、今のLIFE-SPECは、従来の頑丈さはオーバースペックだし、男性が着ても様になる厚さで圧倒的に動きやすいモノが作りたい。
 
それが今ジーンズに求められている「ストレスを取り除くスペック」=「LIFE-SPEC」だと考えます。
 
そして、それを身につけてくれたあなたが色々な事にチャレンジして、自分の「LIFE」に新しい可能性を見出してくれる、生活の一部分で、完全にあなたのために機能する。
 
それが「LIFE-SPEC WEAR」の目指している事です。

 
 
”僕らが目指しているもの”

(Photo by Reo Takahashi)

(Photo by Reo Takahashi)

お気に入りの商品が経年でダメになってしまって、同じものが欲しいのにモデルチェンジしてしまって、二度と買えなくなってしまって、がっかりした事はありませんか?
 
モノが飽和していて、トレンドが曖昧で、何を買っていいか分からなくなっているこの時代「LIFE-SPEC WEAR」はあえてトレンドを追いません。
 
ユーザーさんのフィードバックによって、常により良い状態へとカイゼンを繰り返し毎年、いつでもお気に入りがジャストフィットで買える。
 
そんな消費サイクルを目指しています。
 
また、「気にせず着られる価格帯」にこだわります。
 
着用機会が少なくて、大事に着るものって、汚れるとすっごく気になりますよね?
 
何度も何度も気にしないで着られる、思いっきり動ける。
 
無茶できる。
 
汚れても気にならない、例え破けたってそれがアジになる。
 
それもまた価値と考えます。
 
たとえ寿命が来てしまっても、「また気軽に買える」そんな価格帯にこだわります。
 
そんなものが、オンラインショップや、地元のお店で気軽に買える。
 
そんな販売を目指しています。
 
“あなたのための作業服(デイリーウェア)”
 
LIFE-SPEC WEARは、いつだって未完成です。
 
あなたが着て、初めて完成します。
 

あなたが行っているアクティビティ
あなたがやっている趣味
あなたの生活

 
そこに溶け込みフィットしていく事でLIFE-SPEC WEARはあなたに「ちょっとした手助け」をしてくれます。
 
その先にある、あなたの新しい可能性に対して。

 
 
「LIFE-SPEC WEAR」の未来

(Photo by ALL YOURS)

(Photo by ALL YOURS)

「あたりまえを、あたりまえにしない」

 
そんな風に考えると世の中にはまだ存在しないあなたの知らない「必要」がたくさんあります。
 
僕たちがその「必要」に気づき、とことん追求し「形(かたち)」に変えていきます。
 
僕らのプロダクトはすべて「あなた」のために作られています。
 
今後も、あなたが僕たちのプロダクトに触れて、初めて「必要」を感じる。
 
そしてそれがあなたの新しい「あたりまえ」になっていく。
 
そんな事業を展開し、多くの人たちに「LIFE-SPEC WEAR」を体感していただく機会を作り、この概念を広げていきたいと思っています。

 

〜お知らせ〜

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